しっぽを床にパタパタと打ちつけている時、どんな事を考えている?
犬の場合、しっぽを大きくパタパタと動かしていると「ご機嫌」な気持ちを表している可能性が高いですが、猫の場合はそうとは限りません。
ご機嫌などころか、実は「不機嫌な気持ち」を表現している可能性もあるため、猫の様子をしっかりと観察をして、気持ちを察してあげる必要があります。
一体どのようなことを考えながら、猫はしっぽをパタパタと動かしているのか、さっそく解説をしていきましょう!
1.イライラしている
しっぽを大きく左右に動かしながら床に打ちつけている場合、イライラしている可能性があります。
嫌なことをされたり、嫌いな相手や信用していない相手が目の前にいる時に、不機嫌な気持ちをアピールするために、しっぽを打ちつけることがあるのです。
猫を撫でている最中や、猫に近づいた時にこのようなしっぽの動きを見せ始めた場合は、イライラしているかもしれません。
そのまま撫で続けたり、距離をつめてしまうと、猫パンチされたり噛みつかれる恐れもあります。
猫との信頼関係にヒビが入ってしまう可能性もあるため、無理にスキンシップせずに一旦猫から距離をとることをおすすめします。
2.何か考え事をしている
どこか一点を見つめながら、しっぽを床に打ちつけている場合、何か考えごとをしている可能性が考えられます。
「窓の外にいるあの虫はなんだろう」「この中には何が入っているのだろう」といった考えごとをしているのかもしれませんね。
考え事をしている場合、イライラしているわけではないのでいきなり攻撃的な態度をとられる確率は少ないとは思います。
ただ、集中して考え事をしている時に突然驚かせてしまうと、場合によってはストレスになってしまう可能性もあるので、できるだけそっとしておいたほうが良いでしょう。
3.返事をしている
猫の名前を呼んだ時や話しかけた時にしっぽをパタパタと動かした場合は、返事をしている可能性があります。
わざわざ飼い主さんのほうを振り向いたり、近くに行くのは面倒だけど、一応「聞こえているよ」といった返事はしておこう…といった考えから、このような行動をとっているのかもしれませんね。
まとめ
猫がしっぽをパタパタと動かしている時は、まずは機嫌が悪いのか見極めてから行動しましょう。
イライラしていなかったとしても「今考えごとをしているから忙しい…」「めんどくさい…」といった気持ちになっている可能性もあるので、猫の気持ちを遮って無理にスキンシップするのはやめておいた方がおすすめです。