1.寂しかった
留守番が寂しかったのでしょう。その時間が長ければ長いほど、スリスリの時間も長くなるという研究結果があります。留守番中の心の穴を、スリスリで埋めているのです。
思う存分甘えさせてあげましょう。飼い主さんのことをまるで母猫のように思っているに違いありません。全幅の信頼を寄せているからこそ、ベタベタに甘えるのです。
ですから飼い主さんの方も、自分の子供に接するかのように可愛がってあげましょう。喜んでくれるはずです。
2.匂いがしないにゃん!
猫は周囲が自分の匂いで満たされていることで安心します。そのため、帰宅した飼い主さんから知らない匂いしかしないと不安になるのです。
その不安を解消するかのようにスリスリして、自分の匂いをつけます。それによって安心しているのです。まるで通過儀礼のようですね。
「この家に入るには、まず自分の匂いをつけるにゃん」という心もちなのかもしれません。
3.お腹空きました〜
お腹が空いたため「ご飯ちょうだい!」とスリスリしている場合も。留守中に空腹をかかえ、飼い主さんが帰ってくるのを心待ちにしていたのでしょう。ですから残念ながら、単なるご飯の要求です。
とはいえ、信頼していない人にはしない行為ですからきっと、飼い主さん以外の人にはやらないでしょう。愛猫に甘えられているのは間違いありません。
4.おかえり
猫は意外と律儀な生き物です。きちんと挨拶をして相手とのコミュニケーションをはかります。そのため、帰宅した飼い主さんに「おかえり」の意味を込めてスリスリしているとも考えられます。
もしかしたら上位だと思っている存在にする、「お尻の匂い嗅いでよいですよ?」をしてくるかもしれませんが、それは丁重にお断りしましょう。
代わりに熱烈なナデナデで応酬です。
5.嬉しいにゃん!
この理由が最もキュンキュンするのではないでしょうか?飼い主さんが帰ってきて「嬉しいにゃん!」と喜んでいるがゆえのスリスリです。
猫は聴覚が優れているので、家に近づいてくる飼い主さんの足音、もしくは車の音などで帰宅を察知していると思われます。ドアを開けると玄関に待ち構えているのはそのためです。
大好きな飼い主さんに会えるのを、今か今かと待ちわびているのです。全ての猫がお出迎えをしてくれるとは限りませんが…。いずれにしても猫が帰宅時にスリスリするのは、嬉しい気持ちでいっぱいなのでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ノエルくん♂ / マンチカン / 2kg
どんな理由であってもかわいい猫がスリスリしてきてくれるのは嬉しいもの。その時間を思う存分楽しんでいきましょう。
仕事などで疲れて帰ってきたのですもの。それくらいの楽しみがあってよいじゃないですか。くれぐれも、猫の脱走には気をつけてくださいね。