1.なかなか起きない
寝起きの悪い猫は、起こそうとしたり大きな音がしたりしてもなかなか起きません。目を開けたとしてもボーッとした様子で動きません。ぐっすり眠れなかったのか、まだ寝足りないのか…。
多くの場合、猫は目を覚ますとすぐ起き上がり、伸びをして活動を開始する場合が多いと思います。ですがそうしないということは、よほど眠いという場合もあるのでしょう。そっとしておいてあげましょう。
2.飼い主さんに触られるのを嫌がる
飼い主さんに触られるのを嫌がる場合もあります。そんなときは好きなようにさせてあげましょう。飼い主さんの方から無理に、接触する必要はありません。
目が覚めてくればそのうち、猫の方から甘えてくるでしょう。そのときにたくさん可愛がってあげてください。
3.どこかへ行ってしまう
目を覚ましたと思ったらすぐにどこかへ行ってしまうときも、そっとしておいて欲しいのでしょう。静かに過ごしたり、またはトイレに行きたいのかもしれません。「今は構われたくないにゃ!」という気持ちがあって、どこかへ行くのだと考えられます。無理に構うと嫌がるでしょうから、猫の好きなようにしておいてあげてください。
4.顔が眠そう
寝起きが悪いと、起きたとしても顔が眠そうでしょう。飼い主さんが帰宅したとき、寝ぼけ顔で迎えてくれる場合もあります。そんな姿もかわいいのですが…。
顔が眠そうなときはしっかりと目覚めるまで、そっとしてあげた方が良いかもしれません。もし猫が嫌がらないなら、そっと撫でてあげても良いでしょう。
5.不調が隠れているかも
猫の寝起きが悪い場合、体の不調が隠れていることもあります。肝臓や腎臓に疾患があるのかもしれません。加齢で聴力が衰えていて、飼い主さんの声や物音が聞こえずに起きてこないこともあるかもしれません。起きてはいるけれど、体に痛みがあって動きたくないのかもしれません。
その他の様子も観察し、いつもと違う様子があるようなら、食欲やトイレの様子などに変わった様子が見られるようならすぐに動物病院を受診した方が良いでしょう。また、若い時から定期的な健康診断を受けていると、病気かな?と思った時にも役立つでしょう。
まとめ
いつもはスッと起きる愛猫の寝起きが悪いと心配になります。まずは様子を見て、通常通りの様子に戻るかどうかを確認しましょう。時間が経っても起きてこない、または寝起きが悪いようなら、体調不良を考える必要があるかもしれません。
いつもと変わった様子があれば動物病院を受診し、詳しい体の状態や原因を調べてもらいましょう。それで何もなかったら安心できます。病院の受診は愛猫には少し嫌な思いをさせてしまうかもしれませんが、もし異常があった場合はメリットがはるかに上回ります。