猫の飼い主がしがちな『タブー行為』10選

猫の飼い主がしがちな『タブー行為』10選

猫と飼い主さんの双方が快適でしあわせな暮らしをするために、とても大切なことがあります。多くの飼い主さんは、それらを守ろうと努力を続けておられるでしょう。しかし、その努力をかき消してしまうような「タブー行為」もたくさんあります。飼い主さんがつい無意識にしてしまいがちな、代表的な「タブー行為」をご紹介します。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫とうまく暮らしていくコツ

幸せそうに撫でられる猫

猫と一緒に暮らしている方が知っておくと良い、猫とうまく暮らしていくコツというのがあります。

  • 安心して眠れる寝床
  • 誰にも邪魔されずに独りで過ごせる空間
  • ワクワクできる毎日の遊び
  • 飼い主からの話しかけ
  • 適度な距離を保ったコミュニケーション
  • 外を覗ける窓辺
  • 常に清潔なトイレ

しかし、良い関係を築きつつある時に、猫との絆を台無しにしてしまう「タブー行為」も存在します。

今回は、猫の飼い主さんが無意識または良かれと思ってやってしまいがちな「タブー行為」をご紹介します。

飼い主さんがしがちなタブー行為

1.キャリーバッグに入れずに外出

キャリーバッグの中の猫

猫は大きな音を怖がります。不意に鳴る大きな音に怯えてものすごい勢いで逃げ出すことがありますので、どんなに慣れている猫でも、外出時は必ずキャリーバッグに入れるようにしましょう。

2.怒鳴り声

猫は怒鳴り声も嫌います。猫を大声で叱りつけてはいませんか。

猫は自分の行為が悪いことだと思っていませんので、そもそも「叱られる」という意味が分かりません。ただ怒鳴り声に怯え、飼い主さんを怖がるだけです。

3.タバコや香水の匂い

化粧鏡の前で抱かれる猫

人工的な匂いを嫌う猫も多いです。タバコ、香水、化粧水、アロマなどです。

タバコの副流煙はもちろん、アロマオイルにも猫の健康を害する有害物質が含まれていることがあるので、使用は避けた方が良いでしょう。

4.人間の食事を与える

人間の食事は塩分、糖分、脂肪分などが多すぎて、猫の健康を害する原因になります。

猫には危険な食材も多く、なにより人と猫とで必要な栄養バランスが全く異なりますので、猫に人間の食事を与えるのは止めましょう。

5.過剰なコミュニケーション

撫でられ嫌になりかけている猫

猫の方からなでてくれと催促されたのに、なでていたら急に猫パンチをされたという経験はありませんか。

たとえ自ら寄ってきたとしても、長すぎるスキンシップは猫にとって耐えられないことなのです。しっぽや耳、ひげなどでサインを出していますので、適当なところで切り上げましょう。

6.無関心

過剰なコミュニケーションを嫌う猫ですが、まったく関心を寄せてもらえない状態も寂しいのが猫心です。

忙しい時でも決して無関心にはならず、猫の様子を気にするようにしてあげましょう。「無視」は猫にとって最大の「罰」になるのです。

7.家族の増減

喧嘩する猫

自分の縄張りである飼い主さんのお宅に訪問してくる来客や、後から同居することになった猫や新しい家族は、怪しい侵入者に他なりません。

家族の増減や同居猫を増やす場合には、顔合わせから徐々に慣らしていくなど、しっかりとした準備が必要です。

8.自由繁殖

特別な理由がない限り、避妊・去勢手術を行いましょう。猫に自由繁殖をさせるのは、猫との生活を破綻させる最短の近道です。

猫は交尾の刺激によって排卵が起こるので、妊娠率は非常に高く、ほぼ確実に妊娠すると言っても過言ではありません。1度に3〜6匹の猫を、多ければ年に3回程度産むことができます。

9.放し飼い

外猫

猫の健康のためには、自由に外に外出さないことをおすすめします。

感染症にかかるリスク、交通事故や猫同士の喧嘩、心ない人からの虐待で、怪我や命を落とすリスクが格段に高くなります。

室内でも、猫に適した快適な住環境を整えることが可能です。

10.ネグレクト

虐待とは、やってはいけない行為を行うことだけではありません。やらなければならない行為をやらない「ネグレクト(お世話の放棄や怠慢など)」も、虐待にあたります。

猫と一緒に暮らす以上は、自分の都合だけでやるべきことを後回しにすることはできません。

まとめ

幸せそうに寝る猫

猫と一緒に長く楽しく健康に暮らしていくためのタブー行為はたくさんあります。タブー行為を知ることで、できることから改善していき、愛猫へのストレスを減らしていきましょう。

飼い主さんとその愛猫が、いつまでも楽しく健康でしあわせに暮らしていけますように。

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