1.食欲
食欲は、猫の健康を計るバロメーターになります。食べなくなった、もしくは逆にたくさん食べるようになったなど、変化が表れたら注意してください。
食べなくなった時は何かしら体や精神に不調があるのかもしれません。食べるようになった時は甲状腺機能亢進症や糖尿病などが考えられます。食べているのに痩せてきた時は特に気をつけてください。
2.排泄に関して
排泄の様子や排泄物をチェックすることで、健康状態を計ることができます。異常があるとしょっちゅうトイレに行く、行っても出ない、排泄時に声を上げるなどの行動が出ます。
また排泄物の様子も確認してみましょう。いつもと違うところはありませんか?便が柔らかい、もしくは固いなど変化があったら気をつけましょう。
尿も色や匂いがおかしくないかチェックしてください。キラキラしているものがある場合は結石かもしれません。血尿が出ることもあります。
できれば排泄物を持参して動物病院を受診すると、診断してもらいやすくなるでしょう。
3.体重
猫が1歳の時の体重が適正体重です。できれば記録しておくと良い目安になるのですが、もし分からなければ動物病院に残っているかもしれません。確認してみましょう。
猫の体重を定期的に測ることは健康チェックになります。増えすぎていたり逆に減りすぎていた時には注意しなければいけません。測る度に記録しておけば、推移が分かってより健康チェックに繋げられるでしょう。
体重を測る時は、例えば朝のご飯前に測定したならずっと同じタイミングで測定するようにしましょう。
4.体温
体温を測ることも愛猫の健康チェックとなります。ペット用の体温計は耳で体温を測るものもあります。用意しておくとよいでしょう。
また猫に触れた時、熱いと感じた時にも測っておくとベストです。記録もしっかりつけておきましょう。これまでのデータを見ることで、より健康チェックに磨きがかかりそうです。
5.毛並み
毛並みの確認は、分かりやすいチェックの方法です。バサバサになっていないか、毛づやはどうかなど、確かめてみてください。
老猫になると自分で毛づくろいをしなくなることがあるので、割れたようになることもあります。毛並みを正常に保つ為にも、飼い主さんが変わりにブラッシングしてあげましょう。
摂取している栄養によっては毛並みに出てくることがあります。もし状態が良くないのなら、そういった栄養が足りていない場合もあるでしょう。十分栄養が摂れるように配慮してあげましょう。
また毛づくろいをしない原因には、お口が痛い、体調が悪いなどの病気が隠れている可能性が十分に考えられます。ですので、気になったことがあればすぐに動物病院にご相談しましょう。
まとめ
できれば愛猫には健康で長生きして欲しいと思う飼い主さんがほとんどでしょう。
そのためには、日々の健康チェックが欠かせません。しっかりと行っていきましょう!