日本で語りつがれる『猫の神様』5選

日本で語りつがれる『猫の神様』5選

日本では動物を神様として崇めることが多くあります。人間の生活を助けてくれたり人間の命を救ってくれたり、いつの間にか日本人の生活に猫の存在は欠かせなくなっています。

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1.人間を守る猫達

毛を逆立てる猫
自性院
新宿区の西落合にある自性院も猫神様として有名です。闘いの最中、道に迷った太田道灌を自性院へ案内した黒猫が祀られています。太田道灌は黒猫の死後自性院に地蔵菩薩を寄進し、江戸時代に入ると猫の顔の地蔵菩薩が作られるようになったそうです。
猫の宮
山形県の猫の宮には観音様の化身である猫が首だけになっても大蛇から飼い主を守った猫がまつられています。今では猫の健康祈願や供養で有名です。
少林(わかばやし)神社
宮城県の少林神社には飼い主を守った猫が手厚く葬られ猫塚になっています。しつこく妻の周りをまとわりついた猫は勘違いした夫に殺されてしまいましたが、猫は首だけになっても潜んでいた大蛇に噛み付きました。実は大蛇に狙われていた妻を猫は守っていたのでした。

2.ネズミを退治する蚕の守り神

蚕の繭玉

穀物などをネズミから守る猫は養蚕業の盛んであった地区では蚕をネズミから守る神様として崇められています。

南部神社
新潟県長岡市に別名猫又神社で知られている南部神社には、猫又権現と言われる狛猫がいます。地域に根付いた猫神様です。
猫神の祠
宮城県大和町にある根古の森という場所には養蚕業の中でも知られている猫の神様の祠があります。
与喜屋養蚕神社
群馬県吾妻郡の長野原町にも荒神様と呼ばれる猫神様が五穀豊穣を守っています。

3.迷い猫を戻す猫返しの猫神様

迷っている猫
三光稲荷神社
中央区三光稲荷神社は祈願をすると迷子の猫が戻ってくると言われています。
蚕影神社
東京都立川市にある阿豆佐味(あずさみ)神社・立川水天宮の境内にある蚕影(こかげ)神社も猫返し神社として有名です。文字の通り元はネズミから蚕を守り猫神様でしたが、ジャズピアニストの山下洋輔氏と一緒に暮らしていた猫がここに祈願した翌日に戻ったという事で近年有名になったそうです。

4.恩返し猫神様

魚に噛み付く猫
回向院の猫塚
墨田区両国の回向院にある猫塚は恩返しの猫がまつられています。時田家の飼い猫は出入りの魚屋からもらっていた売り物にならない魚の御礼として病気になった魚屋のためにお金を持ってきました。しかし時田家では猫がお金を盗んだことが分かり殺してしまい、後日話しを聞いた魚屋が回向院にお墓を立てたそうです。

5.恋成就の猫神様

自然の中の二匹の猫
コイコリン
銀座5丁目にある「銀座の恋の招き猫 コイコリン」は縁結びにご利益のある猫の神様です。1963年から恋愛スポットとして人気があります。女性はオス猫の「ごろべえ」男性はメス猫の「のんき」を願い事によって身体の部位を撫でます。ただし回数は2回ずつで多く撫でるとご利益が薄れるそうですよ。

まとめ

大地にたたずむ雄々しい猫

日本で語りつがれる『猫の神様』5選についてお伝えいたしました。

昔は人間の生活に役に立つ事で神様という地位を得た猫達ですが、現在はもっともっと精神的な部分で人の神様になっているようです。

現代人は猫を見ているだけ、撫でるだけで気持ちが楽になり、幸せなホルモンが出てきます。これからも、ずっと猫達が明るく幸せに暮らせるような世の中にし続けたいですね。

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