1.茶トラ
薄いオレンジがかった毛に、赤褐色の縞模様が入った猫を「茶トラ」と呼びます。
人懐っこく、甘えん坊、温厚でおっとりしているのが特徴です。
茶トラは遺伝的にメスよりもオスの方が多く、そのためオスによく見られる「甘えん坊」な性格と言われるのかもしれません。
体が大きく、活発なのも特徴の1つです。
相性が良い飼い主さんとは?
温厚で、猫同士でも仲良くなれるため、多頭飼いの家庭に向いていると言えます。猫に「甘えてほしい」と思う飼い主さんが良いでしょう。
2.三毛
「三毛」とは、白に薄茶と黒が混ざった毛色の猫のことです。
遺伝子の組み合わせにより、ほとんどがメスで、オスは3万匹に1匹と言われています。
性格は、プライドが高く、好き嫌いがはっきりしているツンデレな猫が多いようです。また、少々気が強いかもしれません。
ほとんどがメスであるため、気まぐれで猫らしいメスの気質が表れているのかもしれませんね。
相性が良い飼い主さんとは?
自立心が強いため、家を空けることが多い方にも向いています。逆に、甘えてほしい、懐いてほしいと思う方には向いていないかもしれません。
3.キジトラ
「キジトラ」は、濃い茶色に黒い縞模様があり、額にアルファベットの「M 」の文字の模様があるのが特徴です。
日本では一番多い猫種とされています。猫の祖先であるリビアヤマネコの気質を受け継いでいるため、野生本能が強く残っており、活発に動きます。
警戒心が強めですが、慣れると人懐っこく甘えん坊が多いようです。
相性が良い飼い主さんとは?
好奇心旺盛で運動が大好きなので、しっかり遊べる環境が必要。時間をとって遊んであげられる飼い主さんが良いでしょう。
4.黒
黒い毛に光輝く瞳。クールなイメージがありますよね。
しかし、実際は、黒い毛であることにより敵から狙われにくいためか人間への警戒心は弱め。人懐っこく、甘えん坊、穏やかな性格です。
相性が良い飼い主さんとは?
黒猫は甘えん坊ですが、穏やかな性格であるため、のんびり穏やかに生活したい方に向いているでしょう。
5.白
真っ白でフワフワな白猫。自然界において白い毛は目立つため、警戒心が強く、繊細な性格だと言われています。
また、生き残るために身につけた慎重さにより、とても賢いのが特徴です。
飼い主さんにベッタリ甘えたがる猫もいれば、クールで神経質な猫もいるようです。
相性が良い飼い主さんとは?
警戒心が強いため、家族が多く騒がしい家庭には向いていないでしょう。1人暮らしや大人だけなど、静かな環境で過ごせる方が良いでしょう。
6.サビ
「サビ猫」とは、黒、オレンジ、茶の毛色がまだら模様になっている猫のことです。
サビ猫は、三毛猫同様、オスが産まれる確率は極めて低く、ほとんどがメス猫です。
しかし、メスが多いものの、三毛猫ほど気は強くなく、社交的です。賢く甘えん坊の一面もあり、サビ猫の魅力に惚れ込む人も多いようです。
相性が良い飼い主さんとは?
忙しい方や、猫にあまりベタベタされたくない方に向いていると言えます。猫との程よい距離を保ちたい方と相性が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?毛柄でもわかる性格の違いをまとめてみました。
もちろん、環境や飼い主さんの接し方で変わる場合もあるので、上述の内容が全てではありません。
それも踏まえて、どんな猫が飼い主さんの性格やライフスタイルに合うのか、参考にしてみてくださいね。