1.快適な住環境
まず猫のストレスフリーな生活に必要なのが「快適な住環境」です。適度に遊べるものが用意されていたり、好きな時に窓から外を眺められたり。水を飲みたい時に飲めて行きたい時に行ける清潔なトイレが用意され、何より安心して休めるお気に入りのベッドが必要です。
猫は自分のペースで動く生き物なので、それを邪魔されるのを好みません。そして大きな音が苦手です。静かにマイペースに過ごせる環境を準備してあげましょう。
2.アロマやタバコに注意!
飼い主さんが好きなアロマやタバコも、猫にとっては害となってしまいます。猫はアロマオイルの持つ成分を人のように分解できない為、体内に溜まっていってしまうのです。それが中毒症状に繋がり、命に関わってくることがあります。
そしてタバコは副流煙だけでなく猫の被毛についてしまったり、室内に残ったりします。その為、猫の口に直接有害物質が入ってしまうことが。
実際にタバコが原因で悪性リンパ腫のリスクが高まることが分かっていますので、猫がいる部屋では吸うのを避けましょう。飼い主さんが気をつけてあげなければ、猫は自分の身を守る術も知らずにただ有害物質を浴び続けるしかありません。
3.猫の体に合った食生活
猫の体に合った食生活を送らせることも大切です。年齢により必要なカロリーなどが違うので、必ずライフステージに合ったフードを与えるようにしてあげましょう。
またもし持病がある場合はそれをケアするような療法食が必要となる場合があります。ネットで手軽に買えるものもありますが、与える際は必ず事前に獣医師の診断を受けてからにしてください。
4.適度な水分摂取量
猫はそこまで積極的に水分を摂る動物ではありませんが、やはり適度な摂取は必要です。特に冬になると水を飲む機会が減ってしまいますので、注意してあげてください。泌尿器系のリスクが高まる季節です。
フードをウェットフードに切り替えたり、ドライフードを白湯や味付けなしのチキンスープでふやかしてあげたりしても良いでしょう。
流水が好きな猫なら、水皿を循環式のものに変えてあげても。猫が適度な水分を摂れるように工夫してあげると、ストレスフリーな生活に一歩近づきます。
5.老猫ケア
老猫ケアも大切です。フードから寝床、体のお手入れなど気を使う部分が増えてきます。ご飯は必ず、愛猫の年齢に合ったものを与えてあげてください。また行動範囲が狭まってきたら、寝床から近い場所に水飲み場とトイレを移動してあげましょう。寝床はあまりに柔らかすぎると立ち上がりにくいので、適度な硬さのあるものの方が良いようです。
毛づくろいや爪とぎの回数が減ってくることがありますので、その場合は飼い主さんが代わってお手入れしてあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:イブ♀ / マンチカン / 3.5kg
猫はストレスに弱い生き物です。その為、ストレスフリーな生活はかなり重要となってきます。飼い主さんが整えてあげる以外に方法はありませんので、愛猫が快適に過ごせるようにしてあげましょう。