受診の目安を確認!猫の『便秘』の判断基準5つと対処法

受診の目安を確認!猫の『便秘』の判断基準5つと対処法

人と同様に、猫も便秘になることがあります。そして出したくても出せずに、苦しい思いをしてしまうのです。でもどうなったら便秘なのか、その判断基準に困ることがあります。またこの程度で病院を受診しても良いのかと悩むこともあるでしょう。その判断基準と対処法をお伝えしていきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.3日以上出ていない

しょぼん顔の子猫

通常であれば猫は1日に1〜2回は排便をします。ですが最近出ていない…。というのであれば便秘の可能性が。3日以上排便がなければ疑いを持った方が良いでしょう。もし5日以上全く便が出ていないのなら、便秘と考えられます。

ただ排便のサイクルは個体差がある為、数日出ていなくても必ず便秘だと断定することはできません。あくまでも目安として捉えてください。

原因として考えられるのが、水分や食物繊維不足です。フードをウェットフードにする、便秘対策のフードに変えるなどしてあげると良いでしょう。

2.ちょっとしか出ない

トイレットペーパーと子猫

健康な猫の便は水分を含んでいるのでツヤがあります。もし愛猫が排便はしているもののちょっとしか出ていないようなら、便秘の疑いがあるのです。

コロコロで乾いた小さな便、パサパサの細長い便が少しだけトイレに落ちている、という場合は注意してください。まだ腸内に残っている便がある可能性があります。

愛猫のお腹を優しくマッサージしてみるのも良いでしょう。スキンシップがてら行ってみてください。愛猫の体調の良いときに行いましょう。

まずはリラックスさせます。頭を撫でて気持ちよさそうにしていたら、お腹以外の全身を優しく撫でてあげましょう。そのまま、脇腹を揉みます。この時強くしてしまうと嫌がるので、ソフトタッチで触れてください。嫌がるようなら無理はせず、できる範囲で行いましょう。

大丈夫そうならお腹を、時計回りに撫でてあげます。できれば猫を横向き、もしくは仰向けにして行うと良いでしょう。嫌がる場合は後ろ足の付け根あたりを優しく揉んであげればOKです。

いつもの愛猫とのリラックスタイムに、スキンシップと合わせて行ってみてはいかがでしょうか?

3.踏ん張る時間が長い

こちらを向く猫

トイレで長い時間踏ん張っているようなら、便秘が疑われます。頑張っても中々出ないのでしょう。排便が困難な状態になっていると思われますので、早めに動物病院を受診することをオススメ致します。猫も辛いので、なるべく早く解消してあげてください!

便秘の場合、踏ん張りながら吐いてしまうこともあります。また、踏ん張っている原因が便秘ではなく、尿が出ない場合もあります。踏ん張っているから便秘とは限りませんので、尿が出ているかを確認するようにしましょう。

4.腹部が固い

お腹に触られる猫

猫の下腹部に触れた時、ゴロゴロするような固い感触があるのなら、便秘になっている可能性があります。

猫の便秘対策として乳酸菌やオリーブオイルなどを与えると良いという話がありますが、安易に与えるのは避けてください。原因によって治療法が異なるからです。必ず獣医師の診断を受けてからにしましょう。

5.何度もトイレに行く

げっそりした顔の猫

何度もトイレに行く場合も、注意した方が良いでしょう。便意はあるものの便秘の為に出ない!ということが考えられるからです。

猫の便秘解消法として気をつけて頂きたいのが、人間用の薬や浣腸などは使わないということです。たとえ赤ちゃん用であったとしても、毒となってしまう場合があります。愛猫の命に関わる場合もありますので、絶対に避けましょう。

まとめ

トイレに座る猫

もし飼い主さんも便秘がちということであれば、その辛さが痛いほど分かるでしょう。愛猫を便秘で苦しませない為にも水分やフード、運動不足などに気をつけていきましょう。

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