猫が『分離不安症』になるとみせる行動5つ

猫が『分離不安症』になるとみせる行動5つ

猫の「分離不安症」とは、飼い主さんが側からいなくなると不安になってしまう精神的な病気のことです。愛猫がそうなると、ある行動を見せることがあります。それは一体どんな行動なのか?チェックして行きましょう!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.留守番中に粗相する

布団の中の猫

猫が分離不安症になると、留守番中に粗相をすることがあります。なんとそのうちの70%以上は飼い主さんの布団にするのだそう。これは大変です。

猫の排泄物はご存知のように、かなり臭いがキツいです。その為、一度染み込んでしまうと特殊な洗濯をしない限り、取れることはないでしょう。

家庭で洗える毛布などならまだしも、洗えないものもたくさんあります。猫が粗相する度にプロに頼んで洗濯して貰うのには、コストもかかります。

と飼い主さん側の都合ばかりを述べてしまいましたが、猫が分離不安症になると留守番中に飼い主さんの布団に粗相をすることが多いので注意しましょう。

2.破壊行動

破壊行動

破壊行動に走る猫もいます。片っ端から物を落として壊したりカーテンによじ登ったり。またトイレを引っ掻き回して砂を全部外に出す、外に出ようとしてドアや窓に攻撃をしかけることもあります。

家の中がめちゃくちゃになるどころか、猫自身もケガを負ってしまう可能性がありますので、注意が必要です。猫が破壊しそうなものはなるべく、手が届かない場所にしまっておきましょう。

留守中だけ、ケージに入って貰うのもオススメです。閉じ込める、ということではなくケージを安全な場所だと認識して貰うようにしましょう。中にハンモックやおもちゃをぶら下げたりして、快適に過ごせるようにしてみてください。

とはいえ、長時間ケージ内だけにいるのは新たなストレスになってしまいますので、1日数時間程度にとどめるのが安心です。

3.飼い主さんにつきまとう

ストーカー猫

飼い主さんに異常につきまとうことも。どこに行くにもついていき、トイレやお風呂にまで入ってくる場合があります。

また、飼い主さんが出かけようとした時は大変です。途端に落ち着かなくなり「ニャーニャー」と鳴き声を発するでしょう。こうなると、出かけづらくなるのはもちろん、これまで述べてきた粗相や破壊行動に走る可能性があります。

これを防ぐには、留守中の猫の不安を和らげることが大切です。例えば、リラックスできるように猫用の音楽をかけておく、パズルフィーダーなどで遊べるようにしておく、フェロモン剤を使うなどが考えられます。

4.過剰なグルーミング

グルーミング

分離不安によって過剰にグルーミングをしてしまう場合があります。執拗に同じ場所を舐めているようなら、注意しましょう。舐めすぎてその部分の被毛が禿げてしまうこともあります。また、自ら噛み付いてケガを負うことも。しっぽなどに噛み付いていたら、気をつけましょう。

5.体調不良

具合の悪そうな猫

下痢や嘔吐、特発性膀胱炎など、体調不良になってしまうこともあります。猫はとても繊細な生き物なので、分離不安症によるストレスで体調に影響が出てきてしまいます。

それらの症状を治療すると共に、根本的に分離不安症を解消できるようにして行きましょう。猫が不安を感じないように、毎日しっかりと時間を取って遊ぶ、帰宅した際は猫が興奮しても相手にせず、落ち着いてから相手をするなどの対策法があります。

どうしても解消しないようなら、かかりつけ医に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

不安そうな猫

猫に構いすぎてしまうと、いざ飼い主さんが離れた時に不安になってしまいます。その為、いくら可愛い愛猫とはいえ、適度な距離を持って接することが大切です。ベタベタしすぎはお互いの為になりません。愛猫を思えばこそ依存しすぎず、適度なスキンシップをオススメ致します。

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