猫が『舌なめずり』するときの心理5つ

猫が『舌なめずり』するときの心理5つ

猫が口の周りをペロペロしている…。いわゆる「舌なめずり」です。何か獲物でも狙っているのでしょうか?舌なめずりをする時どんな心理が働いているのかをまとめてみました。ぜひチェックしてみてください!

1.緊張

ペロッ

猫が緊張している時に舌なめずりをすることがあります。気持ちを落ち着かせる為の「転移行動」の一種です。強そうな猫がいる、飼い主さんが怒っているなどで緊張しているのでしょう。

人だったら心臓がバクバクしているところですが、舌なめずりをすることで緊張を収めているのです。「落ち着け自分、落ち着け〜!」とでも言い聞かせているのかもしれません。

たまに緊張する程度なら問題はありませんが、日常的に緊張を強いられる場面が多いなら、ストレスになってしまう可能性も。猫がリラックスして過ごせるように環境を整えてあげる必要があります。

2.食後の身だしなみ

身だしなみ

ご飯を食べた後の身だしなみとして、舌なめずりする場合も多いです。食後は口の周りに食べ物が付いてしまっていることがあります。舌なめずりをすることで残りや匂いを取っているのです。

美味しいご飯を口周りをペロペロすることで2度味わっているということもあるでしょう。舌なめずりだけでなく、前足を使っての毛づくろいとセットになることが多いです。

3.病気

上を見上げる猫

口周りの病気により、舌なめずりすることもあります。もし頻繁に行っているなら疑った方が良いかもしれません。気になっているのです。他にも口臭がキツくなったり食欲がなくなったりします。

一度愛猫の口の中を覗かせて貰うと良いでしょう。もしかしたら何か異常があるかもしれません。心配な場合は動物病院を受診してください。気がつかなかった病気が隠れているかもしれません。

4.葛藤

どうしよう

猫が葛藤を抱えている時、舌なめずりをして気分を落ち着かせます。これも前述した「転移行動」の一種です。「食べたいけど食べれない」「遊びたいけど遊べない」など、要求が素直に叶えられない状況にあるのかもしれません。

あまりに続くとストレスになってしまう可能性がありますので、注意してあげてください。

5.気持ち悪い

座っている猫

吐き気がする、という時にも舌なめずりすることがあります。その直後に吐いてしまうかもしれません。ですが猫が吐くのはそれほど珍しいことではないのです。もし嘔吐しても普段通りにしているのなら問題はないでしょう。

ですが吐いた後にぐったりする、何度も吐くなどの場合は注意してあげてください。早急に動物病院を受診するようにしましょう。

まとめ

コロくん

猫が舌なめずりをするのには様々な心理が働いていました。単純そうに見えて複雑な猫の心境、理解してあげてください。病気のサインには早く気づいてあげるのが望ましいので、舌なめずりをたくさんしていないかを日頃から見てあげるようにしましょう。

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