避難先で困らないために「猫のための防災グッズ」を準備しておこう

人間用の防災グッズを用意している人は多いと思いますが、猫を飼っている場合は人間用の物だけでなく猫用の防災グッズも一緒に準備しておくのがおすすめです。
「急いで愛猫と避難したのはいいけど、猫用品がなくて困った…」といった状況にならないためにも、防災グッズを前もって確認しておくことは非常に大切!
ということで、避難先で必要になるであろう「猫用の防災グッズ」をさっそく紹介していきます。
1.水やフードなどの猫用の飲食物や食器
まず、避難先で絶対に必要になってくるのが、猫用のお水や食事です。避難所等では人間用の非常食が配られることはあっても、ペット用のフードの支給は期待できません。
なので、愛猫が日頃から慣れ親しんでいるキャットフードやおやつ等を用意しておくのがおすすめです。
断水等で水が使えない状況に追い込まれることも想定しておき、数日分の猫用のお水も準備しておくとよいでしょう。
また、お水やキャットフードを入れるためのお皿も用意しておけば、避難先でもスムーズに愛猫に食事や水を与えることができます。
2.猫用のトイレ用品
猫用のトイレ用品も避難時に欠かせないアイテムといえます。
できるだけコンパクトなタイプの猫用トイレ、猫砂、トイレ掃除用のゴミ袋、スコップは最低限持っていくようにしましょう。
3.リードや首輪、おもちゃ、キャリーバッグ等のグッズ
避難所等に避難した場合、愛猫を放し飼いにすることは基本的にできません。なので、必ず猫を外に出さない(他の避難者に迷惑をかけない)ためのグッズも持っていくようにしましょう。
猫用のリードやキャリーバッグ、車などで避難できる場合は猫用のケージがあると安心です。
また、避難している間、猫が運動不足にならないようにお気に入りのおもちゃ等を持っていくのもおすすめですよ!
愛猫や飼い主さんに関する情報も!
「愛猫に一緒に避難することはできたけど、避難所で愛猫とはぐれてしまった…」といったトラブルは、実はけっこう起こりがちなのです。グッズとは別に事前に準備しておきましょう。
万が一避難先ではぐれてしまった時のために、愛猫の全身が写った写真などを用意しておくとよいでしょう。
また、飼い主さんの連絡先が書かれた首輪をあらかじめつけておいたり、猫が避難先で体調不良になった時のために、ワクチンの摂取履歴やかかりつけの動物病院の連絡先、今与えている薬等を持っていくとさらに安心です。
まとめ

今日のねこちゃんより:えのき♂ / アメリカンカール / 3kg
突然の災害や避難に遭遇した場合、戸惑ってしまう飼い主さんはきっと多いと思います。
「急いで愛猫と避難をしないといけない」といった状況で、防災グッズをバタバタと準備するのはかなり大変ですし、忘れ物をする確率も高くなるので、日頃から猫用の防災グッズを用意しておくことを強くおすすめします。