猫が「やけど」をしている時に見せるサイン4つ

猫が「やけど」をしている時に見せるサイン4つ

「猫のやけどは治りにくい」と言われています。なるべくやけどをさせたくありませんが、人間と一緒の暮らしには意外と危険性がひそんでいます。それでは人間が気が付きにくい、ヤケドをしてしまった猫の様子を見てみましょう。

780view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫がやけどをしてしまう環境とは?

ストーブの前で眠る猫

人間と一緒に暮らす環境には、猫がやけどをしてしまうリスクが少なくありません。

使用中のコンロ、湧かした後のヤカン、コンロの五徳に触れるなど、高温でのやけどがあります。

寒がりの猫は冬場は電気毛布、コタツ、カイロ、ホットカーペット、ストーブなど、暖房器具の近くに寝ている事が多く、低温やけどの危険性も高いでしょう。

また、熱いお風呂に誤って落ちてしまうこともあるかもしれません。

夏場はベランダの手すり、車のボンネットの上、アスファルトの道路などは多くの熱を帯びています。長時間の直射日光を浴び続けるのもやけどの原因です。

まれに、化学的な薬品でやけどをする可能性もあります。

1.同じ部位を気にして舐める

足を舐める猫

猫がいつもより執拗に舐め続けたり、同じ部位ばかり気にしているなら、やけどの可能性があります。

猫は身体に違和感を感じると、しきりに気にして舐めます。

2.ある場所を触ると怒る

怒っている猫

猫を抱き上げたり触れたりした時に、威嚇するような怒り方はヤケドで痛みのある可能性があります。

痛みをかばうように、いつもとは違う座り方や様子も見られるかもしれません。

3.赤くなる、熱を帯びる、焦げている

台所を歩く猫

身体の表面が赤くなってただれたり、熱を帯びている時は、やけどを疑いましょう。

台所に入る事や暖房器具が好きな猫は、低温やけどの危険性があります。低温やけどは44度近くに3〜4時間、46度近くになると1時間くらいの接触で発症します。

ストーブやコンロなど、炎に当たってしまった時は被毛が焦げる場合もありますが、被毛だけはで済まずに皮膚や骨まで達していると大変に危険です。

4.脱毛や皮膚がむける、水ぶくれ

病院で診察を受ける猫

猫は寒さには敏感ですが、暑さには鈍感な動物です。

人間なら「熱い」と感じる温度も、2〜3度体温が高く被毛に覆われている猫は、案外熱く感じない場合が多いと言います。

しかし、やけどの初期症状を放っておくと脱毛や皮膚がむけたり、水ぶくれなど酷い炎症に発展します。長時間になればなるほど、炎症が皮膚の内側へ浸透して悪化します。

まとめ

こたつに入る二匹の猫

猫がやけどをしている時に見せるサイン4つについてお伝えいたしました。

以前、猫のおやつを作っている時に興奮した愛猫がコンロへダイビングしてきました。勿論驚いて跳んで逃げましたが、幸いにも被毛の焦げのみでやけどはしていませんでした。

人間の髪の毛の燃える臭いと同じで、タンパク質が焼けているのだと妙に納得した覚えがあります。

しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れるでしょうか、今でも料理中に台所にのこのこやってきてしまいます。

猫のためにも、人間が防御してあげられる部分はきちんとしないといけないと感じています。皆様も気を付けてくださいね。

スポンサーリンク