猫と賃貸物件
猫と一緒に暮らしたいと考えている人はいらっしゃると思いますが、実際に生活するとなるとどのような賃貸物件が良いかを考えている人はどのくらいいるでしょうか。
一度決定するとなかなか変えることは難しい賃貸物件ですが、猫と一緒に住むためにはいくつか選ぶポイントがあります。もちろんペット可である物件であることは必須条件ではあるのですが、それだけではありません。
ともに暮らしやすいよう、後悔しないようにするためにも、ポイントだけは押さえておきましょう。
1.近隣に動物病院が「2件以上」あるかどうか
選んだ賃貸物件がペット可であり、かつ自身の好みの間取りであったとしても、猫を飼う以上毎年1回ワクチンを打つ必要があります。そのためには近隣に動物病院があるかどうかを事前に把握しておくことが大切です。
それも、条件としては「2軒以上」が望ましいです。これは、1軒だけでは万が一相性が悪かった場合、病院を変える必要があるからです。
動物病院は人が運営する施設ですので、お医者さんとの相性やその施設の作りが、自身の飼っている猫向きかどうか(きちんと他の動物と距離が置けるスペースがあるか、もしくはその配慮があるかどうかなど)が選ぶ際に大切です。しかもこのような施設は、実際にそこに行ってみないと分からない部分が多いのです。
そのため、万が一のことも考えて近所の物病院は「2軒以上」が望ましいのです。
2.契約書の「ペット可」の項目をきちんと読み込む
契約書や条件記載欄に「ペット可」という記載があったとしても、よく読み込むと実際には「小型犬のみ」であったりする事が多いです。猫は除外されていることもありますので、きちんと事前に読んでおきましょう。
もし間違えて理解してしまうと、出て行くときに猫がつけた傷などの弁償として大きな金額の請求が来たり、住んでいる途中でも、猫を飼っている事が大家さんなどに知られるとすぐに出て行って欲しいという要請が来ることもあります。
猫との暮らしを守るためにも、最優先に確実に把握しておきたい部分です。
3.猫の餌やトイレグッズを購入できる場所があるかどうか
今は通販サイトの発達により、こだわりのあるキャットフードやトイレグッズをネットで簡単に購入する事ができますが、いざという時のために、近隣でも実店舗で購入できる場所を事前に把握しておくことは大切です。
飼い主が仕事に没頭していてネット購入をし忘れてしまったり、予測のできないトラブルで配達業者が遅れてしまうことだってあり得ます。そんな時に、身近にすぐ購入できる場所があると安心です。
まとめ
今日のねこちゃんより:ちゃとらん♀ / 6歳 / 三毛猫 / 6kg
猫と一緒に暮らすとなると先々のことまでしっかりと考え抜く事が大切です。
賃貸物件も決して飼い主だけの都合で決めるのではなく、大事な猫のことも考えながらじっくりと決めましょう。