1.自動給餌器で留守中をケア
もしほぼ毎日お仕事などで愛猫を長時間留守番させている場合…。帰宅するとご飯の催促がすぎるということがあるかもしれません。このような場合、留守番中に空腹ストレスを抱えている可能性があります。
猫は比較的空腹には強いと言われていますが、もし毎日のように留守中お腹が空いていると問題行動を起こしてしまうかもしれません。
例えばご飯を探して様々なところを探ったり、誤食してしまったりする可能性があります。そんなご家庭では自動給餌器を活用しましょう。毎日決まった時間に決まった量を自動で与えてくれる為、食べ過ぎてしまうこともありません。様々なタイプのものが販売されていますので、使い勝手の良いものを導入してみてください。
2.食事回数について
飼い主さんの生活スタイルの変化からこれまで1日5回だった食事回数を1日2~3回に変更する、という場合もあるでしょう。そんな時に急激に減らしてしまうと空腹ストレスを抱えてしまいます。
少しずつ回数を減らすようにしていきましょう。その方が猫の体にも優しいです。5回から例えば2回にするのは3週間〜1ヶ月ほどかけるのが望ましいですが、絶対にこのペースでなければいけないわけではありません。
愛猫に合わせて変更していきましょう。5回から4回に変えた時にしっくりきていない様子なら、また5回に戻して徐々に4回に切り替えていっても良いのです。繊細な猫のことです。ちょっとしたことがストレスになってしまいますので、慎重に行ってあげてください。
3.おやつでストレス解消
与え過ぎは良くありませんが、空腹ストレスをおやつでうまい具合に解消する方法もあります。食事と食事の間に激しく催促するようなら、少しだけ与えてみましょう。
もちろんおやつ分のカロリーは食事からさし引くようにしてください。そうすれば肥満予防になります。なるべく添加物などが少ない健康的なおやつを与えてあげましょう。
4.時間を決める
気ままに見える猫ですが、実は意外と規則正しい生活を送っていることをご存知ですか?ご飯の時間が決まっていると、その時間になると催促しにくる、ということは普通にあります。
ご飯を与える時間を決めてあげると、猫も一定の生活リズムをキープできるので健康的に生活できますね。またその時間がご飯だと分かっているので、その他の時間におねだりにくることも少なくなるでしょう。思い切り遊んで体力を消費した場合は、その通りとは限りませんが。
5.構わない
成猫は1日1回の食事で満足できる、との報告もあるぐらい。しっかりと適量のフードを食べていれば何度も食事をする必要はないと言われることもあります。
本当はそれほど空腹ではないのに、おねだりをすれば飼い主さんがご飯をくれる、と覚えてしまっている可能性もあります。
ですから反応しないことで「おねだりしてもダメなんだ」と理解させれば以降はしなくなることでしょう。1日1回でも必要なカロリー・栄養が足りていれば、問題はないのです。
まとめ
猫の食事に関しては猫の嗜好などもあり中々難しい部分ではあります。こだわりのある猫も多いですから。
どうしても迷う場合は一度、かかりつけの獣医師に相談してみると良いでしょう。きっと何か良いアドバイスをくれるはずです。