猫を『動物病院』に連れて行くときに注意すべきマナー5つ

猫を『動物病院』に連れて行くときに注意すべきマナー5つ

猫を飼い始めたら、動物病院へ連れて行く日は必ずやってきます。特に初めて行く日は、いったいどうすれば良いのか、何に注意すれば良いか戸惑う方も多いでしょう。猫も人もストレスなく受診できるよう、注意すべきマナーを5つご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.動物病院に予約を入れる

電話と猫

受診をする前に予約を入れましょう。その際、初診であること、受診するのは猫であることを伝え、どのような症状なのかを説明しましょう。

緊急性のない予防接種や健康診断は、最低でも1週間前までには予約するようにしましょう。

2.キャリーケースに入れる

キャリーの中の猫

猫を病院に連れて行くときは、必ずキャリーケースに入れましょう。慣れない病院でパニックになり、暴れてしまう可能性があります。外に逃げ出してしまうかもしれません。何かに触れていた、くるまれていると落ち着く猫も多いです。可能であれば洗濯ネットに猫を入れたうえで、キャリーケースに入れましょう。

抱っこやリードで連れて行くのではなく、キャリーケースに入れましょう。もし怖がるようでしたら、キャリーケースを布で覆い、外が見えないように工夫してあげましょう。

3.トイレは済ませておく

排泄をする猫

緊急時を除いて、出かける前に出来るだけトイレは済ませておきましょう。病院へ向かう途中で、緊張や恐怖で排泄してしまうことがあるからです。

4.トイレシートを敷く

ケージの中の猫

病院に向かう途中や、待合室で排泄や嘔吐をしてしまうかもしれません。万が一、そのような状況になっても、キャリーケースの中にトイレシートを敷いておくと安心です。

5.待合室では猫を出さない

ケージから出る猫

待合室では他の動物とも顔を合わせることになります。慣れない環境で神経質になっていることも多く、喧嘩などのトラブルになる恐れがあります。キャリーケースを開けたり、猫を出さないようにしましょう。

また、病気やケガなど様々な症状で病院を訪れています。感染症防止のためにも、キャリーケースをむやみに開けてはいけません。飼い主さんも可愛いからと、他の動物に触れるのは控えましょう。

まとめ

聴診器を当てられる猫

いかがでしたか?慣れない環境にストレスを感じる猫がほとんどでしょう。

愛する猫に負担をかけないためにも、マナーを守りスムーズに受診できるよう心がけましょうね。

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