適度な湿度は大切
生物種によっても必要な湿度は違いますが、適度な湿度は猫も人間も必要です。
特にエアコンをずっと使用している冬場は、湿度が30%から20%台の最悪な乾燥状態になり感染症や皮膚病など、病気を招きやすくなってしまいます。
湿度が高くなると体感温度も上がりますので、寒い時期には適切な湿度が大切なのが分かりますよね。
1.加湿方式
気化式、超音波式、加熱と気化のハイブリッド式、加熱と超音波のハイブリッド式など、加湿器にはさまざまな加湿方式があります。
水が周辺に飛ぶ、加湿に時間がかかるなどの使い勝手のよし悪し、電気代などコストが高いなど、デメリットもあります。
使いやすさとや熱を使うか使わないかで、電気代など「コスト」も考慮にいれて選択する必要があるでしょう。
2.必要な機能
湿度調節機能は自動的に快適な湿度に設定できる機能、子供や動物などが触れて誤作動を起こさないようにするチャイルドロック機能、暖房を使っていないなら就寝時にタイマー機能が必要になるかもしれません。生活スタイルに合わせるのが大切です。
3.危険性などの注意点
スチーム式の炊飯器はご飯が炊きあがる前に蒸気が出ますが、近づくと驚くほど熱いですよね。それと同じで、スチーム式加湿器も火傷の危険性があるので使用はやめましょう。
なお加湿器には、アロマを使えるタイプもありますが、精油は濃度が高く、猫に悪影響がおこってしまう可能性もあるのでアロマの使用はやめましょう。
4.掃除のしやすいタイプ
水を使用する加湿器は、どうしてもカビの温床になりやすいです。日頃から掃除をしてもストレスにならないようなタイプを選び、清潔に保つようにしましょう。
5.家の状況を知る
住宅が集合住宅か一戸建てなのか、上層階か下層階か、都会なのか自然の多い地域なのか、などの違いで、乾燥と湿気の割合も違ってくるでしょう。
特に集合住宅は近年機密性が高く、上階に行けば行くほど乾燥しやすくなります。森林や川や湖から遠い街中、電化製品が多く使われている場所も乾燥しやすくなります。
まとめ
猫に『加湿器』は必要?購入前に知っておくべき注意点5つについてお伝えいたしました。
人間のカラダもほぼ水が占めているように、水は人間とは切っても切り離せませんし、もちろん猫も同様です。
加湿器で室内の乾燥を防ぎ、猫に出来る限り楽しく生活をしてもらいたいですよね。