1.被り物を確かめて貰う
まずは被り物が何者なのかを猫に知ってもらうことが大切です。匂いを嗅いで貰ったり実際に触れて貰ったりして警戒心を解きましょう。対面させる前に愛猫の匂いをつけておくのもオススメです。
危険なものではないと分かり慣れてきた様子なら、そっと被せてみましょう。初めは嫌がるかもしれませんが、何度か行っていると気にしなくなることがあります。ただ嫌がるのに被せようとするのは厳禁です。ストレスを溜めてしまいますので注意してください。
2.落ち着いている時に被せる
猫の気持ちが落ち着いている時に被せるようにすると、成功率が高まるようです。例えば飼い主さんの膝の上にいる時、お気に入りの場所で日向ぼっこしている時など。
活発に動いている時は嫌がっても、落ち着いている時ならば許してくれる可能性があります。そっと試してみてください。
3.褒めちぎる
愛猫が被り物を被ってくれた時に褒めちぎることも重要。あの手この手で褒め、ご機嫌を取りましょう。言葉の意味こそ分かってはいませんが、雰囲気で褒められていることが分かります。
ですので猫に被り物を被って貰いたかったら、たくさん褒めるように心がけてください。褒め言葉をたくさん用意しておくことをオススメします。
4.リラックスさせる
猫が落ち着いている時に被せると良いのは前述しましたが、それプラスリラックスさせるとより良いでしょう。撫でる、猫用音楽をかけるなどしてみてください。ほっと力が抜けた瞬間に被せてみたら、案外成功するかもしれません。
5.おやつを与える
被り物を被せた時、もしくは被せ終わった後におやつをあげるのも有効です。何度も繰り返せば「被り物=おやつを貰える」と覚えてくれるので、そうなれば以降は喜んで被ってくれるでしょう。
ただおやつの与えすぎは肥満の原因になりますので、注意が必要です。おやつ分のカロリーをご飯から引くようにしてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:フミ♂ / 1歳 / キジトラ / 6kg
基本的に、猫に被り物をさせようとすると嫌がられることが多いでしょう。もしおとなしく被ってくれたとしても、必要がある時以外長時間被せるのはあまり良いとはいえません。
お遊びで被せる時は写真を撮ったらすぐに取り除き、ストレスにならないようにするのがオススメです。嫌がっているのに無理やり被せることのないようにご注意ください。無理強いは厳禁です。