いくつ知ってる?猫の『座り方』7つ!隠された意味を徹底解剖

いくつ知ってる?猫の『座り方』7つ!隠された意味を徹底解剖

猫の座り方には様々な呼び方や意味があります。この度は魅力的な猫の美しいポーズを見ていきたいと思います。

1.エジプト座り

エジプト座りのアビシニアン

猫を描くときに使われやすいポーズの「エジプト座り」は、とてもフォトジェニックです。いつでも動ける体勢なのでリラックス度は低めで、この姿勢の時は警戒心があり、好奇心も持っています。

古代エジプトで猫は、穀物をネズミの害から守るのが目的でしたが、徐々に猫の不思議な生態や神秘さからバステト神として崇拝されるようになりました。立っている時のバステト神は、右手に楽器、左手には小さな楯を持っており、頭が猫で体が女性の愛の神様です。

当時は猫が死ぬと壮大な葬儀が行われたり、猫のミイラも多量に作られました。しかし、19世紀の末にイギリスの探検家によって発掘された30万個にも及ぶ猫のミイラは大切に扱われず、残念ながら英国で肥料に使われてしまったそうです。

2.しっぽ巻き座り

尻尾を巻き付けるシャム猫

エジプト座りの足に、尻尾を巻き付ける形の座り方です。寒さを防ぐために尻尾を巻く、大切な急所の一つであるしっぽを体に巻き付けて守るという考え方から、警戒度は少し高めでしょう。

3.香箱座り

香箱座りの茶トラ

手足を折りたたみ、お腹が床に付いた座り方は「香箱座り」と言われています。猫の姿がお香を入れる香箱に似ているのでこの名前がつきました。海外ではパンの塊「catloaf」や肉料理「meatloaf」と呼ばれています。

猫のリラックス度は高めで、落ち着いた気分の時にこの形で座っています。

4.スフィンクス座り

スフィンクスで座るノルウェージャン

香箱座りから手を前に出す、エジプトのスフィンクスに似ている座り方です。

香箱よりは警戒度が高くなりますが、落ち着いて楽しい事を期待している状態です。

5.ツチノコ(座り)

頭が床につくツチノコ

香箱の発展系二つ目の「ツチノコ」と言われる座り方もあります。

首だけを前に出してあごを床にくっつけているので、上から見ると幻の生物と言われるツチノコにソックリです。

退屈していたり、興味のある事を高い所から覗いていたり、猫の世界に入っている時間なのでリラックス度は高めです。ほぼ寝ているので「ツチノコ寝」とも呼ばれる事も多いようです。

6.スコ座り

スコ座りのマンチカン

スコティッシュフォールドがよく行う変わった座り方を「スコ座り」と言います。別名は「おやじ座り」「おじさん座り」と呼ばれ、愛嬌のある様子で有名です。

手足は空間にあるのでリラックス度は勿論高め、警戒心はほぼないでしょう。

7.横座り

横座りの茶白

「横座り」は、人間がしているとセクシーに見えるポーズで猫も優雅に見えます。

背中で体を支えて手足が自由になるので、この時の猫は色々な気持ちになっているようです。

すぐに動けるように手足が床に付いている場合は、警戒心がちら見えしています。逆にゴロゴロと言っている時は、かなりリラックスしている状態でしょう。

ただし、猫を撫でていて横座りに移行すると「やめてほしい」というサインの可能性もあり、しつこく構うと猫パンチやケリケリが始まります。

まとめ

るっぴーくん

いくつ知ってる?猫の『座り方』7つ!隠された意味を徹底解剖についてお伝えいたしました。

座り方だけではなく、顔の表情やしっぽの動きも猫の気持ちを知る手段です。様々な角度から愛猫の要求や喜びを想像してみてくださいね。

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