1.カバーをつける
猫の爪が引っかかりにくい生地のカバーを付けましょう。カバーがあることで爪とぎをしようとしても爪が引っかからなかったり、カバーが動いてしまったりと、うまく爪とぎができないのでソファで爪とぎをしようという気が薄れるかもしれません。
つるつるした爪とぎ防止の専用のシートも販売されています。また、ソファに取り付けられる麻の布などでできた爪とぎシートを設置して「ソファのここなら爪とぎをしてもいいよ」という場所を作ってしまう方法もあります。
2.猫がソファに近づけないようにする
例えば、ソファをの側面で爪とぎをしてしまう場合、側面に観葉植物や家具などを置いて猫が爪とぎをしようとしても、近づけないようにしてしまいましょう。
3.爪切りをする
爪が伸びていると、ソファの生地や木製部分にひっかかりやすくなります。週に1回チェックをする、抱っこをしたときにチェックをするなど、定期的に猫の爪をチェックして、爪が長い状況を作らないようにしましょう。
4.猫が好む爪とぎ器、場所を用意し教える
ソファよりも猫が好む素材の爪とぎ器を見つけてあげると、ソファで爪とぎをしなくなるかもしれません。
爪とぎ器の種類は、定番のダンボール以外に、麻、木、カーペットなどがあります。いろいろ用意して猫のお気に入りを探してみましょう。
また、猫によって、立って爪とぎをするのが好きな猫や、床で爪とぎをするのが好きな猫などがいます。爪とぎ器を置く場所や角度なども探ってもみましょう。
新しい爪とぎ器を購入しても、猫が爪とぎをする物だと理解していない場合があります。おもちゃで遊んでいるとき、ごはんの後、起きた後、トイレの後など、猫が爪とぎをしたくなるタイミングで誘導してみましょう。
猫の前足を軽く持って、爪とぎ器に猫の前足を爪とぎをするように動かして、猫のニオイをつけてあげる方法もおすすめです。
5.爪とぎをソファでさせないしつけをする
猫用のしつけスプレーというものがあります。猫が嫌うニオイをソファの爪とぎをする部分に吹き付けて、爪とぎをさせないようにしつけをする方法です。
ただし、猫によってニオイに効果がなかったり慣れてしまったりすることもあるようです。ニオイが苦手という方もいます。他には、爪とぎをしたら霧吹きで水をかけたり、ソファから降ろしたりしてしつけることができます。
6.猫に爪とぎをされにくいソファを選ぶ
ソファを買いかえる、猫がいる部屋に初めてソファを置くなどのときは、猫が爪とぎしにくいソファや、爪とぎされても対応できるソファを選んでみてはいかがでしょう。猫の爪とぎの様子などから以下の条件を参考にしてみてください。
- 木材が使われていない
- 生地が貼ってある面積が少ない
- 爪が引っかかりにくい生地が使われている(レザーは猫が好んで爪とぎをします)
- クッションが取り外しできる
- 張替えができる
まとめ
今日のねこちゃんより:チャー♂ / 2歳 / マンチカン / 4kg
ソファで爪とぎをしてしまう猫は多いですよね。飼い主さんが悩む猫の行動のナンバーワンかもしれません。
爪とぎは猫の本能で行っているので、それ自体をやめさせることはできません。ソファで爪とぎをしにくい環境を作ったり、ソファよりも好む場所を用意したり、いろいろ工夫して対策をしましょう。