猫に首輪って必要?選ぶ際に注意すべきこと3つ

猫に首輪って必要?選ぶ際に注意すべきこと3つ

猫に付ける首輪って本当に必要なの?完全室内飼いの場合はいらないんじゃ?そんな疑問を持つことがあるかもしれません。どのようなメリット・デメリットがあるかをお伝えします。また首輪を選ぶ際のポイントも合わせてご覧ください!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.迷子の時役立つ

首輪をつけた猫

万が一脱走や災害などで猫が迷子になってしまった場合に役立ちます。首輪に迷子札を付けておけば飼い主さんが分かるので、帰ってくる可能性が高まるのです。

マイクロチップも飼い主さんを判別するのに役立ちますが、マイクロチップ番号を登録していなかったり、マイクロチップリーダー(読める機器)がなかったりする場合もあります。その為確実とはいえない現状があるのです。

当面は首輪とマイクロチップを併用するのがベストでしょう。

2.デメリットもある

体をかく猫

首輪にはメリットもあればデメリットもあります。猫は狭い場所などをすり抜けるのが得意です。その際にどこかに引っ掛けてケガや最悪の場合首がしまってしまうかもしれません。

また首輪の種類によっては、首周辺の被毛が擦れハゲてしまったり皮膚炎を起こしてしまったりする可能性もあります。

鈴付きの場合は音によるストレスを感じてしまうかもしれません。心配な時は鈴なしの首輪を付けてあげた方が良いでしょう。

3.セーフティバックル付きのものを

キリッとしている猫

猫がどこかへ首輪を引っ掛けてしまった時に危険がないよう、セーフティバックル付きの首輪を選ぶようにしましょう。これはほぼ必須と言えます。

愛猫が引っかかってしまった時、飼い主さんが気づけば良いですが必ずしもそれができるとは言い切れません。例えば留守中にはどうすることもできないでしょう。

最悪の場合、首吊りのような状態になってしまうことがあるのです。そんな悲しい事故を防ぐためにも、セーフティバックルが付いた首輪を選ぶことをオススメ致します。

4.体に合ったものを選ぶ

横向き猫

愛猫の体にあった首輪を選びましょう。体格や体質、毛が抜けやすいなど様々な特徴があるはずです。購入前に首の太さを測って合ったサイズを選んでください。

また金属アレルギーを持っている猫の場合、金属製のバックルでかぶれてしまうことがあります。猫に触れる部分に金属がない首輪を探しましょう。

猫の毛質によってはハゲやすい場合があります。なるべく柔らかい素材のものを選ぶようにすると良いでしょう。被毛が長い猫の場合、被毛が首輪に絡んでしまうことがありますので適した素材を選ぶようにしましょう。

5.素材

じっと見つめる猫

猫が快適に付けられる素材選びも重要です。固すぎると首の自由な動きを阻害してしまうことがあります。重すぎるのも負担に感じてしまうでしょう。

なるべく軽くて柔らかい素材が適しています。天然素材の綿100%や柔らかい皮革の首輪だと安心かもしれません。

そしてずっと付けっ放しにせず、1ヶ月に1回程度は洗うなど清潔を保つことも重要です。

まとめ

かんぱち&とんとろくん

猫の首輪はものすごく数が多いので選ぶのに一苦労です。デザインも重要ですがそれだけでなく、機能的に優れているものを選ぶことをオススメします。大切な猫を守る為の首輪ですから、なるべく負担がかからないようにしてあげましょう。

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