猫好き必見!東京で『招き猫』に会える4つの神社とそのご利益とは

猫好き必見!東京で『招き猫』に会える4つの神社とそのご利益とは

前足を上げた可愛らしいポーズの招き猫。古来より、日本で愛され続けています。一般的に「商売繫盛」を招くとして、お店の入口に置かれているイメージですが、東京の神社で招き猫に出会えるのをご存知ですか?また、神社に置かれている招き猫には、どのようなご利益があるのでしょうか?今回は、東京で招き猫に出会える神社を4つご紹介します。

1.今戸神社

今戸神社

浅草駅から隅田川沿いに15分ほど歩いた所に、今戸神社はあります。

今戸神社のある地域は昔から「今戸焼」という焼き物が盛んで、この今戸焼で、招き猫を作っていたそうです。そのため、今戸神社は「招き猫発祥の地」と言われています。

境内には大小たくさんの招き猫がいて、それを探すだけでもワクワク。さらに、本殿の横には石で作られた2体の可愛らしい「石なで猫」が!撫でると福を呼び、願いが叶うんだとか!?

ご利益は?

「今戸神社」には伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊)(イザナミノミコト)という日本で最初に夫婦になった2人の神様が祀られています。縁結びや恋愛成就など「良縁」にご利益があります。

招き猫がデザインされた御朱印帳や、縁結びのお守りなど、招き猫づくし!猫が好きな方にはぜひ訪れて頂きたい神社です。

2.豪徳寺

豪徳寺の招き猫

小田急線豪徳寺駅から商店街を抜け、10分ほど歩いた所に豪徳寺はあります。

豪徳寺は、上述した今戸神社と並び、招き猫発祥の地とされています。また、幕末の大老・井伊直弼所縁のお寺としても有名です。

購入した招き猫に願いを込めて持ち帰り、願いが叶った人が、返納する「奉納所」には、大小様々な招き猫がズラリ。1000体以上の招き猫が並ぶ光景は圧巻。猫好きな方にはたまらない光景です。

ご利益は?

豪徳寺のご利益は、家内安全、営業繁盛、心願成就です。しかし、豪徳寺の招き猫は小判を持っておらず、一般的なイメージとは異なります。

これは井伊直弼の、「招き猫はチャンスを与えてくれるが、良い結果を出せるかは本人の努力次第」という考え方が大きく影響しているためです。「チャンスは自分で掴み取れ!」ということですね。

それにしても、返納された招き猫の数を見ただけでも、たくさんの人の願いが叶ったことがお分かり頂けるでしょう。

3.琴平神社

招き猫

琴平神社は、東京都青梅市にある神社です。青梅線日向和田駅から登山口まで20分、登山道を登り、神社まで35分。それなりの登山装備は必要ですが、猫好きな方には必見の招き猫に出会える神社の1つです。

この地域は、かつて養蚕業が盛んで、猫が、蚕の天敵であるネズミから守ってくれたお礼に猫の焼き物を奉納したと言われています。

ご利益は?

養蚕業は当時の人々の生活の支えでした。人々は繭の豊作を願い、豊作だった年にはお礼に猫の焼き物を奉納しました。

この猫の焼き物が、現代的な招き猫に変化したのです。現在でも商売繁盛の祈願する人が訪れる、知る人ぞ知る神社です。

4.住吉神社

住吉神社の猫

住吉神社も同じく東京都青梅市にある神社で、JR青梅駅から徒歩5分ほどの場所にあります。参道入口の鳥居脇には、猫の神様「阿於芽猫祖神」が祀られています。

そしてさらに参道を進むと、階段下の両脇には、可愛らしい「大黒天猫」と「恵比寿猫」が!猫好きさん、必見です。

ご利益は?

青梅商店街の有志が商売繁盛と地域の繁栄を祈願し、住吉神社に招き猫である「阿於芽猫祖神」を奉納したと言われています。

それからは、商売繁盛を願う人や猫好きの女性が訪れているようです。

まとめ

桜の木と招き猫

愛らしい「招き猫」に癒されながらの神社巡りは、パワーをもらえるに違いありません!

願いを叶えたい方、猫が好きな方、ぜひ足を運んでみて下さいね!

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