1.無視する
飼い主さんをガリガリかいたり、飼い主さんが反応するまで鳴き続けたりと、猫のおねだりがしつこくて飼い主さんが困ってしまうことがありますよね。
猫のおねだりで多いのは、ごはんの催促ではないでしょうか。早朝に猫のおねだりで起こされて寝不足になる飼い主さんもいるかと思います。
飼い主さんが困る猫のおねだりには、徹底して無視をすることがポイントです。猫がおねだりをして、飼い主さんが対応してしまうと「騒げば相手をしてもらえる」と学習して、飼い主さんが反応するまで延々とおねだりを続けます。
一番良いのは、最初から猫のおねだりに反応しないことです。猫がおねだりをしたら、心を鬼にして無視をしましょう。猫も鳴くだけではなく、色々な方法で飼い主さんに気づいてもらおうとしてくることもありますが「何をしてもダメだ」と諦めるようになります。
ただし、何でもかんでも猫のおねだりを無視してしまうと、猫が精神的に傷ついてしまったり、心を閉ざしてしっまたりする可能性もあります。飼い主さんが困ること以外のおねだりは応えてあげましょう。
2.おねだりをしない環境にする
猫がいる部屋にキャットフードのストックを置いていると、おねだりをしやすくなることがあります。
食べ物はなるべく猫が入れない場所に保管したり、ニオイが漏れ出さないようにするなどしましょう。
また、ごはんのおねだりをする理由が、キャットフードが足りなかったり、ごはんの回数が少なかったりすることも関係しているかもしれません。猫に適したごはんの与え方についても見直してみましょう。
遊びのおねだりがしつこい場合、猫が一人遊びできるおもちゃやキャットタワーを置くなどして、猫が退屈にならないような環境にすることでおねだりが減るかもしれません。
3.生活のリズムを作る
猫のごはんの時間が定まっていなくて、ごはんを与える時間が毎日バラバラの場合や、野良生活を送ってきた猫は、いつごはんが食べられるかわからない不安から、過食になったりおねだりが激しくなることがあります。ごはんを毎日同じ時間に決めると猫も安心します。
猫と遊ぶときは、10~15分間しっかり遊び「終わり」「おしまい」など猫に声をかけておもちゃを片付けるようにします。すると、猫が学習して、それ以上遊びをねだることがなくなってきます。
我が家の場合、遊ぶ時間帯が決まっていて、その時間になると遊びの催促が始まります。遊びを終えるときは「終わり」と言っておもちゃを片付けます。すると、猫たちは横になって寝るなど、それ以上は催促をしないようになりました。
まとめ
猫におねだりをされると、かまってあげたくなりますが、早朝のおねだりや繰り返すおねだりは困ってしまいます。そんなときは、猫の相手をしないことが有効です。飼い主さんも辛いかもしれませんが、猫に学習してもらいましょう。
また、環境を見直したり、生活リズムを整えたりしてみると、しつこいおねだりが減るかもしれません。