猫の鼻にまつわるおもしろ雑学♪

猫の鼻にまつわるおもしろ雑学♪

以前、猫の鼻が乾いていると病気だと思われていました。しかし今は、猫の鼻の乾燥と病気の関連性は低いと言われています。このように、猫の鼻に関しては、知っているようで知らないことがまだたくさんあるようです。知っていると楽しくてちょっとためになる、猫の鼻に関する雑学を集めました。

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猫の鼻の外観

猫の鼻のアップ

毛が頭の方に向かって生えているところと鼻の先に向かって生えているところの境目となる眉間から下が、猫の鼻です。

毛が生えていない鼻先の部分を「鼻鏡」と言います。鼻鏡の途中から縦方向に口まで、まっすぐに伸びている溝を「上唇溝」と言います。

猫の鼻の穴をよく見ると、鼻の穴の下の方が横方向に切れているのがわかると思います。この切れ目を、「外鼻溝」と言います。

猫がにおいを感じる仕組み

においを嗅ぐ猫

猫は、鼻からにおいの分子を吸い込みます。猫の鼻腔の上の方には「嗅上皮」という粘膜があり、そこでにおいの分子を捕捉します。嗅上皮はひだ状で敷き詰められているような状態なので、広げると約40平方センチメートルにもなります。ちなみに、人の嗅上皮は猫の半分程度です。

嗅上皮の下には、6000万〜7000万程度の嗅細胞があり、におい分子に反応して嗅上皮の上側にある嗅球という神経繊維の束に情報を伝え、さらに脳の嗅覚野まで伝えられます。ちなみに、人の嗅細胞は数百万個程度しかありません。

猫の鼻のちょっと面白い話

餌を食べる猫

猫は猫舌なんかじゃない

猫の鼻は温度計の役目も担っていて、0.5℃の違いも識別できます。そのため、猫は舐める前ににおいを嗅いだ段階で熱さを識別できます。つまり猫は、実は猫舌ではないという訳です。

においを嗅ぐと鼻がヒクヒクするのはなぜ

鼻の内側にある上唇挙筋という筋肉を収縮させると、外鼻溝が広がります。においを嗅ぐために上唇挙筋を収縮させてにおい分子をたくさん取り込もうとするため、鼻がヒクヒクするのです。

猫の個人認証は鼻で!?

鼻鏡の表面のざらざらした部分が作り出す紋様を「鼻紋」と言います。鼻紋は、一卵性双生児やクローンでも違う紋様になり、かつ一生変わりません。鼻紋で猫の固体認証をする時代になるかもしれませんね。

猫に鼻毛はありません

鼻毛は、鼻に入った菌などの異物をキャッチするためにあります。しかし、猫には鼻毛はありません。鼻粘膜の繊毛が異物を吸着し、繊毛運動により排出しています。

猫の鼻が濡れている理由

眠っている猫

鼻が濡れているとにおいの分子をキャッチしやすくなるため、活動時の健康な猫の鼻は、大抵湿っています。上唇溝が、毛細管現象を利用して口から鼻鏡に水分を運び、湿らせているのです。

昔は、猫の鼻が乾いていると体調が悪いのだと考えられていましたが、今は鼻の乾燥と健康の関連性は低いと言われています。睡眠時や起きたばかりの時のように、代謝が活発でない時の鼻は乾燥しています。

猫の鼻が乾いていると何に困るのか

水を飲む猫

前述の通り、鼻が湿っているとにおいの分子をキャッチしやすくなります。逆に、鼻が乾燥していると、においを感じにくくなってしまうということです。

老化により代謝が落ちることでも鼻が乾燥しやすくなり、においを感じにくくなります。猫はにおいで餌を識別することがほとんどなので、老猫になると食欲が低下する原因の一つだと考えられています。

老猫には、部屋を乾燥させず複数箇所で水を飲めるようにし、鼻の乾燥を防ぐ工夫をしてあげましょう。また、フードを人肌程度に温めるとにおいが強くなり、食欲が出ることもあります。

まとめ

鼻キスする猫達

猫の健康チェックの際には、鼻の乾燥よりも鼻水を確認しましょう。

透明でサラサラした状態の鼻水は問題ありません。鼻血が混じっている時や、膿の混じった粘性のある黄色や緑色のような鼻水は、感染症や腫瘍の可能性があります。このような場合は、迷わずに動物病院で診てもらいましょう。

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