1.総合栄養食を選ぶ
キャットフードには数多くのものがありますが、毎日与えるものは「総合栄養食」という表示があるものにしましょう。総合栄養食とはバランス良く猫に必要な栄養が配合されたキャットフードの種類です。
他に一般食や間食などがありますが、それらはいわゆる「おやつ」の部類です。猫に与える食べ物全体の10%程度なら問題はありませんが、それ以上になると栄養バランスが崩れてしまいます。
ですから毎日与えるキャットフードは猫の健康を保つために必ず「総合栄養食」と記載があるものにしてください。
2.年齢にあったもの
総合栄養食のキャットフードの中にもたくさんの種類があります。そこで気をつけたいのが愛猫の年齢に合ったフードを与えるということ。
子猫なら子猫用、成猫なら成猫用、シニア猫ならシニア猫用のキャットフードを食べさせてあげてください。ここを間違えてしまうとカロリーオーバーになってしまったり逆に栄養不足・栄養過多になったりしてしまいます。
適正年齢に関してはキャットフードのパッケージに大きく書いてありますので、分かりやすいでしょう。
3.体質にあったもの
体質にあったキャットフードを選ぶことも大切です。猫によって食物アレルギーがある猫や肥満の猫など様々な体の状態があると思います。それに合わせて選んであげることも大切です。
また持病があり、療法食を食べさせる必要があることもあります。その場合は必ず医師の診断を受けてから、与えるようにしましょう。
4.ドライかウェットか
ドライフードかウェットフードかで迷う飼い主さんもいらっしゃるでしょう。どちらにもメリット、デメリットがあります。
ドライフードはコストが低く管理も楽です。ただ炭水化物が多く含まれているものもありますし、タンパク質と水分が猫の体が求めている食事より低いという点があります。
一方でウェットフードは猫が自然界で食べているネズミに栄養成分が似ており、好む猫も多いです。水分も多く摂れます。ただコストが高く保存がきかないというデメリットが。
獣医師はウェットフードが良いと考える人が多いようです。ここは飼い主さんが様々なバランスを考えて決める必要があるでしょう。
5.添加物
キャットフードの添加物も気になるところです。飼い主さん受けを良くする為、本来なら必要のない着色料が入っていることもあります。猫ではなく飼い主さんに向けてアピールするためです。
基本的に添加物が入っていたとしても健康を害さない程度に添加されています。国が定めたペットフード安全法により、キャットフードの安全は確保されていると思って良いでしょう。
もしそれでも気になるようなら、なるべく添加物の入っていないフードを選んであげてください。
まとめ
キャットフードは種類が多すぎてどれを選べば良いのかが分からなくなります。そんな時はご紹介したポイントを参考に、愛猫にぴったりのものを選んでみてください。きっとベストなフードが見つかるはずです。猫に健康にいて貰うため、慎重に選んであげましょう。