猫と人間の赤ちゃんが同居する時に絶対NGなこと3つ

猫と人間の赤ちゃんが同居する時に絶対NGなこと3つ

赤ちゃんが産まれておうちにやってくると、愛猫と安全に暮らしていけるのか心配になりますよね。赤ちゃんの安全性はもちろん、愛猫がストレスを感じてしまうこともあるため対策が必要です。今回は赤ちゃんと猫の暮らしの中で「やってはいけないこと」をまとめました。

1.いきなり同じ部屋でフリーにする

猫を触ろうとする赤ちゃん

赤ちゃんがやって来るのも猫にとっては「環境の変化」

猫は環境の変化に敏感なので、赤ちゃんという「知らない存在」に警戒心や興味を持ちやすいです。猫ちゃんの性格によって赤ちゃんへの態度が変わるかと思いますが、万が一赤ちゃんを攻撃してしまったら大変です。

悪気がなくても傷付けてしまうことも

猫は鋭い爪や歯、ザラザラの舌を持っています。赤ちゃんの皮膚はとても繊細なので、たとえ猫ちゃんに悪気がなかったとしてもついうっかり爪が出てしまったり、赤ちゃんを舐めてしまった際に怪我をさせたりする恐れがあります。

しばらく別室で生活して慣れてもらおう

赤ちゃんがおうちにやってきたら、まずは愛猫と別室で生活を始めて様子を見ましょう。姿が見えなくても猫ちゃんには匂いや声などで赤ちゃんの存在が分かるため、最初は直接の対面を避けて赤ちゃんの存在に慣れてもらいます。

2.掃除を怠る

雑巾で棚を拭く人を座って見つめる猫

舞う毛やフケで「猫アレルギー」を発症する恐れがある

赤ちゃんの体調は繊細なので、今まで以上にお部屋の掃除を徹底しましょう。たとえ別室で生活していても、猫ちゃんの毛やフケが空気中に舞っていると赤ちゃんの体調に悪影響が出る恐れがあります。赤ちゃんが「猫アレルギー」を持っているかもしれないので、こまめな掃除とお部屋の換気を意識することが大切です。

愛猫のトイレや飲み水に赤ちゃんが触らないようにする

猫ちゃんが赤ちゃんに慣れて一緒の空間で過ごすようになったとき、赤ちゃんがハイハイを始めると猫ちゃんの飲み水やトイレなどを触ってしまう恐れがあります。赤ちゃんは何でも口に入れてみたくなるため、バイ菌がお口に入ったり猫砂を誤食してしまったりすると危険です。

  • 時間を区切って愛猫と赤ちゃんを一緒にする
  • 飼い主さんがしっかり監視しておく
  • サークル等を使って赤ちゃんが触れないようにする

などの対策をして赤ちゃんの安全を守ってあげましょう。

3.愛猫との時間が減る

ストライプのソファーで眠る猫

つい愛猫を放っておきがちに…

赤ちゃんの時期はお母さんもお父さんも育児に大変になりますよね。授乳したりおむつを替えたりして、睡眠時間を削って赤ちゃんのお世話をするかと思います。大変な時期ではありますので、つい愛猫との時間を放ってしまいがちになります。愛猫との遊びやスキンシップの時間が減ってしまうと、愛猫がストレスを感じてしまいます。

「構ってくれない」と不満を感じてしまうかも

猫が「嫉妬」をするかどうかは明確に分かりませんが、少なくとも「構ってくれなくなった」「遊んでくれなくなった」ことなどに不満を感じる可能性はとても高いです。赤ちゃんの存在だけでなく、そういった生活の変化も猫にとってはストレスとなってしまいます。

「今まで通りちゃんと大事にされている」ことが猫の安心に繋がる

赤ちゃんが産まれたら、ぜひ愛猫との時間をより一層大切にしてあげてください。「赤ちゃんが来たけど、飼い主さんは自分を大事にしてくれる」ということが猫ちゃんの安心となります。猫はストレスによって膀胱炎を起こしやすいため、猫ちゃんの心と身体の健康のためにも「今まで通り」で接してあげてください。

まとめ

立ち上がって猫じゃらしを両手でつかむそらくん

赤ちゃんがやって来るとつい赤ちゃんの安全だけに注目しがちですが、ぜひ愛猫のストレスにも注目して対策を取ってあげてください。赤ちゃんがおうちにやって来てから、愛猫がおしっこを粗相し始めたり執拗に後追いをしてくるようになったり、または「隠れて出てこない」などの異変が見られることもあります。

これらは猫のストレスサインである疑いがあるため、ストレスが溜まって体調を崩す前に生活や接し方を見直してあげることが大切です。

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