飼い主が『子猫の時にやっておけば…』と後悔する6つのこと

飼い主が『子猫の時にやっておけば…』と後悔する6つのこと

猫と生活をしていると、猫のちょっと困ったことに出会う時があります。それが「子猫の時にしていれば違ったかも」と思える行動もあるんです。子猫の頃にしておけばよかったことをご紹介します。

1.体のお手入れに慣れさせる

猫と猫のブラシ

猫は頻繁に毛づくろいをしたり、爪とぎをしたり、自分で自分の体をきれいにしていますが、それでも猫の病気やケガの予防のために、飼い主さんが猫の体のお手入れをする必要があります。しかし、爪切り、ブラッシング、シャンプー、歯磨きなどのお手入れが苦手な猫もいるんです。

動けないのが嫌だ、足を触られるのが嫌だ、水が嫌いなどの理由で嫌がります。しかし、猫が小さいうちなら、警戒心よりも好奇心が強いこともあり、お手入れに慣れさせることができます。ただし、嫌がっているのに無理に行うと、お手入れを嫌いになってしまうので、少しずつ慣らすようにしましょう。

2.しつけ

人の手を噛む猫

猫のしつけは難しく、叱っても効果があまりないと言われています。ですが、子猫の頃から、やってはいけないことや、乗ってはいけない場所などを繰り返し教えることで覚えてくれます。

また、噛み癖は子猫の頃の接し方が影響しているので、子猫のときにしつけることが大切です。遊ぶときは飼い主さんの手や足で遊ばせないで、おもちゃを使います。猫に噛まれたら静かにその場を去り、猫に「噛んだら相手をしてもらえない」ということを覚えてもらいましょう。

3.キャリーバッグ

ペットキャリーの中の猫

キャリーバッグを見ただけで逃げたり隠れたりしてしまう猫がいます。動物病院に行くために使うことが多いと思いますが、あまり知らない場所へ連れて行かれるストレスや、注射など怖い体験が記憶され、見ただけで逃げてしまうのです。

我が家の猫も、キャリーバッグを見ただけで隠れてしまいます。捕まえて入れるたびに、子猫のうちからもっと慣れさせておくべきだったと後悔しています。

動物病院に行く時だけではなく、緊急時の避難にも必要なアイテムです。普段から猫の生活スペースに出しておき、猫ベッドや食事場所として使ったり、遊び場として活用したりして、子猫のときに馴染みのある物にしておくのがおすすめです。

4.抱っこ

女性に抱っこされる猫

体のお手入れ、動物病院の受診、緊急時の避難などあらゆる場面で猫を抱っこする必要があります。我が家の猫も小さなころから抱っこはあまり好きではなく、お手入れをするのに抱っこができないと不便だと感じています。

「抱っこが好きではない」からとそのままにしていましたが、猫が安心する抱っこの仕方や、おやつを使うなどして、抱っこされるのがうれしいと感じてもらうようにすればよかったと思っています。

5.同居猫を迎える

並ぶ2匹の子猫

多頭飼育をしたいと考えているなら、先住猫も新たに迎え入れる猫も、子猫の方が仲良くなりやすいです。成猫になると縄張り意識が強くなり、ケンカになってしまうことがあります。また、老猫と子猫では、元気いっぱいな子猫が老猫に負担になってしまいます。

6.人と触れ合わせる

頭をなでられる猫

子猫の頃に、飼い主さん以外の人と会わせて人に慣れさせることで、来客や動物病院の受診などのストレスが軽減できるかもしれません。ただ、生まれつきの性格もあるので、子猫の頃に人に合わせても、成猫になったときに人見知りな性格になっていることもあります。我が家の猫はとても警戒心が強く、子猫の頃に家族以外の人に会う機会が多ければ、少しは違っていたのかなと思うことがあります。

まとめ

毛布の上に乗る子猫

飼い主さんが、子猫の頃にやっておけばよかったと思うことをご紹介しました。愛猫が可愛く健康に過ごすための必要なお手入れや、動物病院に行くためのキャリーバッグなどに慣れさせておけばよかったと思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。他には、人との交流や、多頭飼育などもあります。これから猫を飼う方はぜひ参考にしてみてください。

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