猫の『トイレ掃除』でするべきではないNG行為3つ!正しい手順や注意点を解説

猫の『トイレ掃除』でするべきではないNG行為3つ!正しい手順や注意点を解説

猫にとっておトイレの環境はとっても重要!ただうんちやおしっこを取り除くだけではなく、猫ちゃんが快適に使えるように管理してあげることも大切です。今回は愛猫のおトイレ環境をもっと良くするために「NGなお掃除方法」についてまとめました。

1.本体を洗わない×

猫のドーム型トイレ

本体にも汚れや菌がついている

猫はトイレを砂や土の上にして隠す習性がありますが、オシッコやウンチの汚れはトイレの本体に付着します。そのため猫砂の交換だけでなく、トイレ本体も洗浄してあげる必要があります。

猫のトイレに対応した洗剤を選ぶと◎

一般的な家庭用洗剤やお風呂用洗剤では、猫のトイレにまつわる菌まで除菌できない恐れがあります。猫のトイレにおいて「ニオイ」は特に多いお悩みですが、そのニオイを発生させる菌を除去できる洗剤でないとお掃除の効果が薄れてしまいます。猫のトイレの汚れや菌に対応している洗剤を選び、月に1回はトイレ本体を洗浄してあげましょう。

2.砂の量が少なすぎる×

ピンクのトイレと猫砂

少なすぎる量はストレスに繋がる

猫は砂や土に排泄するだけでなく、排泄の前に砂を掘ったり排泄後にしっかり埋めて隠したいという欲求があります。汚れた猫砂を取り除いていくと全体の量が減っていきますので、猫ちゃんが満足に掘ったり埋めたりできる量をキープしてあげることが大切です。

猫が掘っても底が見えないくらいの量が必要

現在の愛猫のトイレをチェックしてみましょう。トイレの底が見えている状態ではありませんか?もし底が見えているなら、猫砂の量が足りない状態です。汚れた猫砂を取り除いて量が少なくなったら、新しい猫砂を継ぎ足して満足な量をキープしてあげましょう。

3.香りでごまかす×

スティックの芳香剤

その香り、猫にとってはクサイかも

猫のおトイレグッズには「ニオイ」が気にならないように強い香りがあるものがあります。私たちにとっては良い香りですが、鼻の良い猫にとっては辛いニオイかもしれません。

香りでニオイを紛らわせても根本的な解決にはなりませんし、猫は自分の匂いを大事にするということも踏まえると、強い香りのあるアイテムを使用するのは猫にとって満足とは言えないでしょう。アロマオイルは猫の身体に健康被害が出るという意見もありますので、精油を使用した芳香剤も使わない方が安心です。

こまめな掃除で根本的な解決を

月に1度のトイレ本体洗浄のような「大掃除」だけでなく、日々のこまめな「小掃除」も大切です。汚れの放置時間をできるだけ短くするよう心がければ、ニオイや菌の発生も軽減させることができます。

手軽に掃除できるシートタイプやスプレータイプの掃除アイテムを活用すると、毎日の小掃除への億劫さを軽減できるでしょう。

まとめ

ダンボールに入った猫

トイレの清潔さは猫にとって重要な要素ですが、掃除の際に数点気を付けるともっと猫ちゃんの快適さが増すでしょう。

愛猫のトイレの清潔が長く保たれることで、猫ちゃんだけでなく飼い主さんの生活も快適さが増します。「猫にとっての快適」と「飼い主さんにとっての快適」を上手にすり合わせ、掃除の工夫を考えることが大切です。

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