猫を亡くして悲しむ人に絶対言ってはいけない4つの言葉

猫を亡くして悲しむ人に絶対言ってはいけない4つの言葉

友人や同僚が猫を亡くしたとき、猫を飼ったことがない人も、飼っている人も、どのような言葉を掛けたら良いか、悩むことがあるでしょう。家族のような存在である猫を亡くした悲しみや喪失感は計り知れません。何気なく掛けた言葉が、さらに悲しみを深めてしまうかもしれないのです。絶対に言ってはいけない言葉とはどのような言葉なのでしょうか?

1.また飼えばいいよ

座っている子猫

飼い主さんにとって、猫は大切な家族。飼い主さんの悲しみは「家族を失ってしまった」ことによるものです。

他の人からしてみたら、「たくさんの猫の中の1匹」にしか思えなくても、飼い主さんにとっては替えの効かない存在です。亡くなったばかりで新しい猫を飼うなんて、飼い主さんも考えられないでしょう。

もちろん、新たに猫を迎えることは悪いことではありません。しかし、「また飼えばいいよ」などと安易に発言してはいけません。

2.たかが猫でしょ

外を眺める人

猫を大切に育ててきた飼い主さんに対して、「たかが猫」という発言は、「猫のためにそこまで悲しまなくても…」と飼い主さんの悲しみを否定してしまいます。

「そんなに落ち込まないで」という意味で言ったとしても、飼い主さんは、気持ちを理解してもらえないことに傷つき、心を閉ざしてしまいます。

「猫が家族」ということを理解できない場合は、無理に言葉を掛けずに、そっとしておいてあげましょう。

3.〇〇してあげれば良かったのに

天国の天使猫

猫を亡くした人は、ただでさえ、「自分に落ち度があったのではないか」「もっとああしてあげれば良かった」などと、自責の念に苛まれています。

もう取り返しがつかないことは、飼い主さんが一番よくわかっています。そんなときに、他の人から「病院へ連れて行けば良かったのに」「もっとちゃんと注意してあげれば良かったのに」などど言われると、責められているように感じ、猫に対しての罪悪感がいっそう深まってしまいます。

「〇〇してあげれば良かったのに」と、責めるような発言は、飼い主さんを傷つけることになるのです。

4.いつかは必ず死んでしまうのだから

励ます人

猫にも人にも、いつか必ず死はやってきます。

「いつかは必ず死んでしまうのだから」と当たり前のことを言われると、「私は悲しんではいけないのか」と理解してもらえないことに、さらに苦しむことになってしまいます。

また、「大往生だね」という言葉も避けた方が良いでしょう。長く生きられた猫でも、飼い主さんからしてみると、1日でも長く一緒にいたかったに違いありません。「長生きできたから良かった」とはなかなか思えないものです。長く一緒にいた分、悲しみも深いのです。

まとめ

悲しむ人

愛する猫とのお別れはいつか必ずやってきます。お別れを経験をした人も、そうでない人も、言葉を掛けるときには、配慮が必要です。

悲しむ人に対して、現実を突きつけるようなことを言ってはいけません。言葉選びを間違えてしまうと、さらに悲しみを深めてしまうこともあるのです。

悲しんでいる気持ちを理解し、受け止めてあげましょう。理解してくれていると思うだけで、安心し、少しでも傷を癒すことができます。

大切な家族を亡くしたわけですから、相手の気持ちに寄り添ってあげることが一番大切なのです。

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