愛猫を動物病院に連れて行くときの飼い主のタブー行為4つ

愛猫を動物病院に連れて行くときの飼い主のタブー行為4つ

猫はなるべく行きたくないと思っているに違いない動物病院ですが、どうしても一年に1〜2回はお世話になるでしょう。「まずいんじゃないの?」と思われる行動を一緒に考えてみましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.獣医師を信頼できない

画面で不機嫌な猫を抱く飼い主

動物病院を受診するにあたって病院スタッフと飼い主さん、ペットの相性は大切です。

相性が悪いと何事もぎくしゃくしてしまいます。その結果、信頼関係が築けなくなってしまう場合もあるでしょう。

動物病院はペットの健康や命を預ける場所とも言えますので、信頼関係が築けない状態は避けたいものです。

どうしても相性が合わない場合は、ほかの動物病院を利用してみるのも一つの方法です。

2.他の猫や動物に触れる

怒る猫

病院へ来ている猫や他の動物に飼い主の許可なく勝手に触れるのはタブーです。

ほとんどの猫たちは病院自体を怖がっていますので、知らない人から触られると緊張してしまいます。怖がりの猫や人見知りの激しい猫の場合は恐怖から噛み付いたり猫パンチをする可能性もあります。

中には逃走してしまい見つけることができなくなってしまう場合もあります。他のペットと触れ合いたい場合は、まず飼い主さんの許可を取りましょう。

3.キャリーバッグに入れない

猫を椅子の上に寝かせる飼い主

キャリーバッグで運ばなかったり、首輪をせずに抱っこしたまま動物病院へ連れていくのは絶対によくありません。

動物病院の中でも、家との往復間でも、いつどのようなアクシデントがあるか分かりません。猫は大きな音や突然の事にびっくりして逃げ出したり、道路に飛び出したりして思わぬ事故にあってしまう可能性があります。

キャリーバッグのように狭い場所に入っていれば、猫の気持ちも落ち着きます。飼い主の手元から離れてしまうような状況は必ず避けましょう。

4.待合室で長時間

キャリーバッグから顔を出す猫

待合室でずっと待つのは猫にとってはNGです。猫専門の動物病院でなければ、犬など他の動物も必ずいます。

犬に会った事のない猫は、犬の姿、大きな吠え声、匂いを怖がってしまう可能性があります。猫の感じる恐怖を少なくするためにも、待合室で滞在する時間は極力短くしましょう。

待ち時間が長くなりそうな場合は車で待つなどしましょう。外出するならば、受付に一言声をかけることもマナーです。

まとめ

猫と獣医師と飼い主

愛猫を動物病院に連れて行くときの飼い主のタブー行為4つについてお伝えいたしました。

先生と愛猫、先生と自分自身の相性は病院へ行ってみないと分からないですよね。

人間が違和感を持てば、愛猫にも必ず伝わります。猫にとって嬉しい場所ではない動物病院をストレスにさせないためにも、気を付けて通院したいですね。

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