1.人間のご飯を与えていませんか?
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人間用のご飯や加工品を猫に与えてはいけません。人間が食べる物は塩分が多く、猫にとって毒になる食材が使われていたり、猫に必要な栄養分が入っていません。
昔は「猫まんま」に代表されるような、ご飯にお味噌汁をかけた物を猫に与えたりしていました。当時は完全室内飼いではなく、外への出入りが自由であったので、猫達は小動物や昆虫を自然の中で食べることができ、栄養バランスを保っていたと考えられます。
まずは猫と人間では食べられる食物、必要な栄養素が違うことを理解しておかなければなりません。
2.病院へ行っていますか?
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避妊や去勢手術に関して「可哀想だから」と病院を避けるのはやめましょう。
繁殖をさせる予定がないのであれば、精神的にも肉体的にも手術は大変有効です。定期的に病院に行っていれば、生殖器の病気や、発情期に相手が見つからずに大きな鳴き声や臭い尿をかけるマーキングなどの問題行動を予防することができます。
手術さえしてあれば、発情しても相手を見つける事ができない猫のストレスを無くすことができます。
完全室内飼いだからと、ワクチン接種を行わないのもよくありません。ウィルスは人間の出入りで簡単に家の中へ入ってきます。
予防策を講じれば防げる病気に関しては、飼い主さんが気を配って感染しないように対策をしておきましょう。
3.外へ出していませんか?
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猫を室外に出すのはやめた方が良いでしょう。イエネコは人間の愛情を受けて暮らすように、交配されています。
猫は多少野生の気持ちを残してはいますが、家の中でも十分に楽しく過ごすことができます。一方、外に出れば交通量も多く、事故に遭う確率や化学物質に触れる危険性も大変に高くなります。
そしてネズミや節足動物などを食べて、感染症にかかってしまうリスクもあります。もちろん、出入り自由の猫が外で排泄行為をすると公衆衛生面でも問題になります。
4.構い過ぎていませんか?
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猫のペースを無視してしつこく構うのはNGです。
猫は撫でて欲しかったり、ご飯が欲しい時は意思表示をはっきりとしてくれます。特に飼い主の気分で触れたり追いかけたりするのは猫のストレスになり、猫からも嫌がられますのでやめましょう。
まとめ
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念のため再確認しよう!実はNGな猫の飼い方4つについてお伝えしました。
猫も飼い主も、気持ちよく過ごしている相手を見かけると、お互いに幸せを感じるようです。同じ地球上に住んでいる仲間として、お互いのNGポイントに気を付けていけば、さらに楽しく暮らしていけるようになるのではないでしょうか。