1.じゃれついてくる
猫同士で遊ぶ時は「追いかけっこ」や「取っ組み合い」をしています。どちらかの猫が先にちょっかいを出して始まることが多いことから、飼い主さんにじゃれついてきたりちょっかいを出してきたりした時には「遊ぼうよ」というサインである可能性があります。
噛んできたり猫キックしてきたりするときは痛くてビックリしてしまいますが、うまく猫ちゃんの気をおもちゃにそらすとじゃれつきを回避しやすいです。
2.邪魔してくる
パソコンを使っている時に、何度もキーボードを横切ってきたり座り込んでしまったりすることがよくあります。猫は囲われた狭い範囲が好きと言いますが、筆者が使っている時に限って執拗にお邪魔をしてくることが多いです。そのほかやたら視界に入ってきたり、スマホや本に集中している時に鼻キスをしてきたりすることも。
猫が自ら接触してくる時には、
- 甘えたい
- 構ってほしい
- 要求がある
など、飼い主さんとコミュニケーションを必要としている時が多いです。何かに集中している飼い主さんの注目を自分に向けたいと思っていると考えられます。猫は気まぐれな子や長時間構われるのを嫌がる子も多いので、猫が自ら接触してきた時にこそ撫でたり遊んだりする絶好のタイミングとなります。
3.おもちゃを持ってくる
犬の遊びのイメージがありますが、猫も「取ってこい」の遊びが好きな子がいます。我が家の猫3匹のうち、2匹は取ってこいの遊びが大好きです。遊んでほしくなった時に筆者の目の前におもちゃを持ってきて「これ投げて」と伝えてくることもよくあります。時には筆者が寝入るタイミングで顔の横に「パサッ」とおもちゃを落として起こしてくることも…。
4.横たわってお腹を見せてくる
猫がおもむろに横たわってお腹を見せてくるのは「構ってほしい」というサインです。急所であるお腹を見せることで親愛の気持ちを表現しているという考えや、いきなり目の前で横たわると注目してもらいやすいためという考えがあります。
- 目の前でいきなり寝転がる
- 飼い主さんの顔を見つめている
- 背中をこすり付けるようにクネクネする
猫が構ってほしい時のゴロンにはこのような特徴が見られます。お腹を見せていますが、お腹を触ると嫌がって逃げてしまったり、そのままじゃれ合いに発展して猫キックを受けたりする恐れがありますので注意しましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:門松ちゅ♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 4.7kg
猫の気分は急激に変わりやすいので、こちらが遊びに誘っても連れない素振りでスルーされることもあります。反対にこちらが遊びに誘われたことに気付かないと、愛猫は体力を持て余してしまったり攻撃的な方法でじゃれついてきてしまったりすることもあります。
愛猫の運動不足やストレス解消のために、そして飼い主さんと猫ちゃんの良好なコミュニケーションのためにも、愛猫の「遊ぼうのサイン」をキャッチしてあげるよう意識してみましょう。