飼い主さんの足を踏んづける猫
一緒に暮らしていて、猫に足を踏んづけられたことはないでしょうか。
これは通りすがりにやむを得ない状態で踏んでいるのか、もしかしてわざと踏んでいるのかと少し考えてしまうような不思議な現象です。猫がどうして飼い主さんの足を踏んづけて歩いていくのかを調べて、まとめてみました。
愛猫からよく踏まれてしまう飼い主さんはぜひこの記事をチェックしてみて下さい、愛猫側の考えがあっての行動なのかもしれません。
1.甘えているから
猫はたびたび前足でふみふみしてくる動作をするときがあると思います。飼い主さんに膝の上にわざわざ乗ってふみふみしたり、お腹をふみふみする猫もいます。
これは子猫の頃に親猫にする仕草と同じなので、甘えの気持ちを表していることになります。そのため飼い主さんが踏まれていることも親猫と思っての行動なのかもしれません。
足で何度もふみふみしてくる時は甘えていたりリラックスしている時です。特に痛いこともありませんので、そのまま甘えさせてあげましょう。
2.寂しいから
猫が寂しく感じていたり構って欲しい時には、わざと足を踏んでいく事があります。足を踏んづけて自分の存在をアピールしているのです。
猫は自由奔放な生き物ですが、時折寂しさを感じる事があります。飼い主さんがパソコンやスマホに夢中になっていると、わざわざ画面の前にやってきて構って欲しいアピールをします。
デスクワークをしている飼い主さんに対し、わざと机の上に転がり込む猫だっています。足を踏んづけることも「こっちを見て」「構って欲しい」というアピールとして行われている可能性があります。
3.ニオイをつけたいから
飼い主さんの足を踏んづけて通っていく時に、もしかするとマーキングも一緒に行っている可能性があります。
足の上を通る時に体を擦り付けていたり、あごなどをスリっとつけて通る時はニオイをつけている事があります。飼い主さんが帰宅した後やお風呂上がりなどに多く見られ、飼い主さん自身のニオイが消えてしまっている時によく見られます。
これは甘えているというよりは、なんとなく落ち着かないのでニオイをつけ直しているという状態と思われます。通りがかりに尻尾を触れさせていたり、体をつけていく様子が見られた時はこのパターンを疑って見ましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:杏(あん)ちゃん♀ / 6歳 / 茶トラ / 4.2kg
猫が勝手に足を踏んづけていく時も様々な理由がある事がわかりました。猫なりの理由があるので、飼い主さんも足を踏んづけられてもがっかりしないようにしましょう。