1.甘えたい
猫が尻尾をピンと立てて、近寄ってくることがありますよね。尻尾を立てているときの猫は、とてもご機嫌。
さらに、そのまま尻尾を飼い主さんの足元に絡めてくることがあるでしょう。これは、飼い主さんに「甘えたい」ときのサインでもあります。
飼い主さんが帰宅したときなど、「寂しかったよ」と言わんばかりに、スリスリなんてこともありますよね。構ってほしくて、甘えているのです。そんなときは優しく声をかけ、猫が喜ぶ顔周りを撫でてあげましょう。
2.親愛
猫同士で尻尾の先を器用に動かし、絡ませる姿を見たことはありませんか?これは、仲の良い猫同士で見られる行動で、親愛の証。猫は尻尾の先だけを動かすことができるのです。
もし猫が尻尾を絡めてきたら、「信頼しているよ。好き!」という気持ちを表していると言えます。尻尾を絡めて、愛情表現をするなんて、何とも愛らしいですよね。飼い主さんの愛情が伝わっているのでしょうね。
3.挨拶
仲良しの猫同士は、尻尾をピンと立てながら近寄り、「よぉ!」という感じで体を互いに擦り付けたり、尻尾を絡めます。猫同士で挨拶をするときも、猫はこのような行動をします。
同じように、猫が飼い主さんの足に尻尾を絡めてきたら、それは挨拶をしてくれているのでしょう。飼い主さんも挨拶をするように、優しく声をかけてあげましょうね。
まとめ
いかがでしたか?猫の尻尾は、支えるための骨(尾椎)と、動かすための複数の筋肉から構成されています。
よく観察してみると、ピンと立てるだけではなく、左右に振ったり、膨らませたり、自由自在に動かしていますよね。
そしてその器用な尻尾で、人に対して気持ちを伝えようとしています。皆さんも、もし猫が尻尾を絡めてきたら「ありがとう」を伝えましょう!