『猫草』って必ず与えなければいけないの?猫に必要な3つの理由

『猫草』って必ず与えなければいけないの?猫に必要な3つの理由

猫草という名前はとても有名です。しかし猫草はどのような目的で猫に与えるのでしょうか。肉食動物と猫草という珍妙な取り合わせについて考えてみたいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

必ず与えなくてよい!

猫草を口に含む二匹の猫

マタタビと同じですが、猫草に全く興味を示さない猫も非常に多くいます。猫草を与えて得られる結果は、フードを変更することでも同様の効果を得られる可能性があります。猫が猫草を好んで食べるのでなければ、無理に与える必要はありません。

1.毛玉を身体から出す

吐いている猫

猫のルーティンワークの一つに、舐めるなどセルフグルーミングがあります。猫が自分の被毛を舐めることは、体温調節や身体を綺麗にするなど猫の健康維持のためにも必要な行動です。

しかし舐める度に被毛を取り込んでしまうので、内臓の中には毛玉が溜まっていきます。排出されない時は毛球症になります。その毛球症を防ぐためにもタイミング良く身体から出してしまう必要があります。

猫が毛玉を身体から出すには、便と共に排出するか口から吐き出す方法の二つしかありません。人間も気分が悪い時に手を突っ込んで吐くように、刺激を与えなければ猫も吐くのは難しいでしょう。その吐くための刺激の一つとして、猫草があるのです。

2.便秘解消に効果がある

トイレで神妙な顔の猫

草を食べる事で食物繊維を体内に取り入れ、便通をよくしているという説もあります。外で暮らしている猫がよく草を食べているのは、便秘になりやすい肉食動物である猫に遺伝子が「食物繊維を食べろ」と指示しているのかもしれません。

3.胸焼けがする時

気分の悪そうな猫

胃酸過多で胸焼けがする時も猫草を食べるようです。猫草はビタミンやミネラルを補給できるとも言われますが、総合栄養食を食べていれば、わざわざ猫草から栄養素を摂取する必要はありません。

しかしいつも以上に食べる時は、病気が隠れているかもしれませんので病院を受診しましょう。

猫草についての注意点

猫草を食べる猫

猫草は身体から排出されるとはいえ、子猫や高齢であったり持病のある猫に与えるのは身体に負担になるのでやめましょう。

猫草は普通の植物ですから、平均10日ほどで枯れたり猫に食べ尽くされたりします。定期的な購入は不経済、そして種から育てるのは面倒と感じるように、常に猫草を常備するのは難しいかもしれません。

そして困ったことに猫草に興味を持つ猫は、観葉植物にも抵抗がなくなることが多いようです。口に含んで毒になる観葉植物は家の中に置けなくなるでしょう。

まとめ

草原で気持ちが良さそうな子猫

わが家の猫は猫草に全く興味を示さず草は枯れる一方でした。マニュアルはあって無いような物です。愛猫に合うスタイルを模索し、今以上に幸せな猫ライフを送ってくださいね。

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