1.大きな音
猫は、人間とは比べ物にならないほどの優れた聴覚を持っています。そのため、音にはとても敏感です。
雷や花火など人間にとっては聞き慣れた音でも、猫にとっては予期せぬ騒音。「いったい何が起きたのか」と恐怖心を抱く猫も多いでしょう。
その恐怖心からパニックをおこしてしまうのです。猛ダッシュで逃げ出す、もしくは隠れるなどの行動が見られます。
怖がってパニックをおこしているときは、できるだけ音から遠ざけてあげることが大切。雷や花火、工事の音など、家の外から大きな音が聞こえそうな時は、できれば音がし始める前に雨戸や窓、ドアを閉めてできるだけ聞こえる音が小さくなるようにしてあげましょう。そして、猫が避難できるような場所を確保してあげると良いでしょう。
2.突然の来客
猫はもともと警戒心が強く、常に周りを気にしている動物であるため、誰にでもなつく人懐っこい猫もいますが、突然の来客など見知らぬ人間が自分の縄張りに入ってくることをとても警戒する猫もいます。
インターホンの音が鳴ると逃げ出すという猫も多いでしょう。これはインターホンの音が怖いから、という猫もいるでしょうが、「インターホンが鳴る=見知らぬ人間が入ってくる」と認識している猫もいます。
警戒心が強いというのは、臆病とも言い換えられます。そのような猫ほど、インターホンの音や来客を警戒する傾向にあるため、事前にわかっている来客の場合は、猫を避難させ、来客とは顔を合わせずに静かで安心できる場所にいられるようにしてあげましょう。
3.遊びの結果で
猫はとても好奇心旺盛な動物。家の中にある様々な物に興味を持ちますよね。中でも、カサカサと音のするレジ袋や、ひも状の物が大好き。気づくと中に入ったり、じゃれて遊んでいることがあると思います。
しかし、遊んでいるつもりがレジ袋が頭に引っ掛かった、ひも状の物が体に絡まってしまった…など、予期せぬ事態に陥ったとき、猫はパニックをおこしてしまうことがあります。それまでは楽しくて興奮していたのですが、自分ではどうすることもできない状況になって、不安からの興奮へと変わってしまうのです。
飼い主さんがすぐに気づいてあげられれば良いですが、留守のときに起きてしまったら、危険です。飼い主さんが何気なく室内に置いている物が、猫がパニックをおこしてしまう原因になることもあるかもしれません。
パニックになるだけではなく、食べてしまうと危険なものもたくさんあります。猫にとって危険なものが存在していないか、常に気を配ってあげましょうね。
まとめ
いかがでしたか?猫は、「のんびり気まま」というイメージから、あまり動揺しないように思われるかもしれませんが、もともとは慎重で警戒心が強い動物。極度の不安や恐怖からパニックになってしまうこともあります。
また、パニックをおこしているときに、無理矢理抱っこをしたり、撫でるとさらに暴れてしまう可能性も…。そのような極度の興奮状態にある時は、「飼い主さんの手だ。」とか「なでてくれようとしているんだ。」などという冷静な判断ができません。猫が一人で安心して過ごせる場所を用意し、落ち着くまではそっとしておいてあげましょう。