1.猫のことしか頭になくなってしまう

四六時中、仕事をしていてもプライベートの時間を楽しんでいても猫のことが頭から離れない…。こんな状態が猫依存症の症状の一つです。
まるで恋に落ちた人のようになってしまいます。それ自体は悪いことではありませんが、友人や恋人からの誘いも猫を理由に断るようになったら危険です。
ご本人は猫との時間をたくさん過ごせて幸せなのですが、気がついたら社会的な繋がりがなくなっていたということがあり得ます。そう思うと結構怖いですね。
2.尽くし過ぎてしまう

全てが猫のため。疲れて帰ってきたとしても自分の時間や手間を愛猫に捧げることで喜びを感じます。自分のことを犠牲にしたとしても苦に感じないのです。ドキッとした方、いらっしゃいませんか?
猫と暮らしている以上は多少、猫に譲歩することも必要な場合があります。でも飼い主さん自身の生活を犠牲にしてまで猫に尽くすのは行き過ぎの可能性があります。
今の生活を振り返ってみて、猫のことばかりで自分のことがおろそかになっている。そんな部分があったら、注意した方が良さそうです。
3.我が子のように愛している

猫依存症になる人の多くが、猫をペットではなく「家族」と捉えていることが多いです。更に進むと今度は「子供」として扱い始めます。いつの間にか、猫が家族の中でトップのポジションを占めているのは、家族の姿として少し違うのではないでしょうか?
猫の行動は人間の2~3歳児と似ているため、その気持ちも分からなくありません。ですがこうなるとちょっと注意した方が良いでしょう。
猫を可愛がるのは決して悪いことではありません。でもいきすぎてしまうと猫も飼い主さんも不幸になることになってしまうのです。
また、いくら人間の子供に似ているからといって、やはり種族の違う生き物です。決して飼い主さんの子供代わりにはならないことを、しっかりと認識しておく必要があります。
4.人付き合いができずらくなるかも…

もし誰かから遊びのお誘いを受けても「猫といる方が楽しいから、断る」ということであれば、猫依存症の可能性が高いです。確かに猫といるのは楽しい時間です。裏切られることもほぼありません。
ですがそうやってお誘いを断っているといつしか誰も誘ってくれなくなり、社会から孤立してしまう可能性も…。もし猫好きな友人であれば外ではなく家に誘って、一緒に猫と遊ぶのも良いかもしれません。
5.ペットロスになりやすい

猫依存症の人が抱えている最も大きなリスクは「ペットロス」です。愛猫が亡くなった後にがっくりと落ち込んでしまい、立ち直るのが大変になってしまうかもしれません。
猫依存ということは、猫の存在により心のバランスを保っているということです。その支えがなくなってしまうのですから、自分の心を保つことが難しくなっても不思議ではありません。
誰しもが大好きなペットが亡くなると悲しいですし、気持ちが落ち込みます。
しかし、生活自体に支障が出てしまったり、通院が必要になるほどの状態は悩ましいものです。
残念ながら「猫が亡くなったから」という理由で仕事や学校を長期間休むのは、今の世の中では理解してもらうことが難しいかもしれません。
猫に依存しすぎることは私たちの日常生活にリスクとなる可能性が高いと言えるでしょう。
まとめ

知らず知らずの間に陥っているかもしれない「猫依存症」。たまに自分を振り返り、愛猫に依存しすぎていないかを確認するのが良さそうです。
可愛い猫によって日常生活に支障をきたすようになるのは、悲しすぎます。そうならないためにも、いくら愛猫が可愛くても一定の距離感を保って付き合うようにした方がよさそうです。