1.音をもらさないように

一番心配なのは集合住宅に住んでいる場合に大きな音を立ててしまうことでしょう。階下の部屋に、走ったりジャンプしたり運動している音が聞こえてしまうので、防音対策は必要でしょう。
走る床には薄手のシート、キャットタワーの下などジャンプする床には厚手の物が向いています。そしてキャットタワーやキャットウォークなど猫が運動をする可能性のあるグッズを、隣の部屋との壁に設置しないようにしましょう。
二重サッシなどの防音対策は有効ですが、経済面からなかなか積極的に取り付けるのは難しいかもしれません。
2.猫の運動時間をずらす

猫も人間と暮らしていると徐々に夜眠るようになってきます。しかし飼い主が留守をしている昼間にずっと睡眠をしていると、夜中に目が冴えて遊びたくなってしまうでしょう。
帰宅後でも良いので思い切り身体を動かせるように、飼い主が積極的に遊びましょう。そして昼間はキャットタワーや愛猫の好きなタイプの独りで遊べるおもちゃを用意して、運動ができるようにしてあげましょう。
飼い主と遊ぶ場合は5分くらいの短い時間で一日に数回で大丈夫です。一度猫の体内時計が決まれば夜の運動時間が減ってくるでしょう。
3.規則正しい生活を
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夜型の生活を飼い主がしていると猫も興奮して眠れなくなります。特に猫が寝ている場所で電気を点けていると猫も落ち着けません。一度興奮をすると収まるまで時間がかかるでしょう。猫に夜寝て欲しいのであれば飼い主もぜひ朝型の生活に切り替えましょう。
4.高齢、体調不良の場合も
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猫の寿命も長くなり人間と同じように高齢猫もボケてきます。大声で夜鳴きをしたり目的もなく動き回ったりすることがあります。同じように甲状腺機能亢進症にかかっても夜中に暴れる可能性があります。おかしいなと感じた時は、ぜひ早めに病院に相談してみてくださいね。
まとめ
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猫の『騒音対策』4つ!夜中にドタバタ暴れるのはどうしたらいい?についてお伝えいたしました。
猫が夜に動き回るのは猫の普通の行動です。人間との暮らしの中では問題行動に見えますが猫は十分に飼い主に寄り添ってくれています。できるかぎり猫の負担にならないような対策を講じたいですね。