1.綿(デニム)、麻、絹、革などの天然素材

猫の被毛が付きにくい生地としては天然素材がトップを占めるようです。特にジーンズなどのデニム素材は被毛が付きにくく、くっついても落とすのが楽な素材ですね。その他麻やシルクそして革素材も付きにくいようです。
ただし天然素材の仲間である毛(ウール)は被毛が付きやすい素材のトップに入ります。
2.静電気の出にくい素材や組み合わせ

洋服の素材はプラスの電気を帯びやすい物、マイナスの電気を帯びやすい物、電気を帯びにくい物と大まかに分けられます。
プラス電気の素材はナイロン→ウール→レーヨンの順番に、マイナス電気の素材はアクリル→ポリエステル→アセテートの順に帯電しにくくなります。このプラスとマイナスの素材がこすり合わさり静電気が発生する仕組みになっているんです。
洋服の組み合わせによって静電気が出やすく猫の被毛もよりくっつけてしまうことになるので要注意ですね。プラス同士、マイナス同士、もしくは綿、麻、絹などの帯電しにくい素材を挟むと静電気抑制効果があります。
3.ツルツルとした素材

凹凸の少ない織り方の素材の洋服は猫の毛が比較的つきにくいでしょう。シルクのツルツルしたスカーフにはほぼ猫の被毛が付かないように、表面がツルっとしたサテンは材質に関わらず猫の毛は付きにくいようです。
その逆に毛足の長い素材や毛羽立っている凹凸の多い生地は被毛も引っかかりやすいので扱いが面倒かもしれません。
洋服の洗剤を変える

素材に関係なく今ある洋服をそのまま使いたい場合は、被毛が付着しにくくなる洗剤を使用してみると良いでしょう。クリーニング店でも花粉などを寄せ付けなくするような加工が効果的ですよ。
まとめ

今日のねこちゃんより:はな♀ / 2歳 / 黒猫 / 4.6kg
コロコロ不要!猫の毛がつきにくい服の素材3つについてお伝えいたしました。
猫と暮らせばどうしても抜け毛が付いてしまいます。洋服に付いている可愛い愛猫の毛を見るだけで幸せになれるのですが、世の中は猫好きだけとは限りませんので洋服に付いた被毛はなるべく綺麗に出来るとよいですよね。