シニア猫の体に優しい生活環境4つ 

シニア猫の体に優しい生活環境4つ 

猫は見た目が可愛いために高齢の猫でも若々しく感じられます。しかし年齢を重ねてきた猫の身体には老化現象が見られ気付かないうちに猫の行動を妨げています。それでは見ていきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.食べ物に関して

手から食べる猫

食事に関して見直してみましょう。

穀物が少なく消化のしやすい低カロリーで良質なタンパク質が含まれるフードにしましょう。腎臓の機能低下に対応し飲み水を多く摂取できるようスープを食事に取り入れたりドライフードからウエットフードに切り替える工夫もできます。水分を多くする事で便秘を防ぐ効果も期待できます。

一度に食べれる量が若い頃より減りやすくなるのは人間と同じです。食べる回数も多くする必要があるでしょう。食欲を促せるように若い頃から猫の食事傾向や好みを探っておくことも大切です。

2.食器に関して

背の高い食器で食べる猫

身体に負担のない食器を使用してみましょう。

食器を配置する場所を高くして顔を下に傾け過ぎないようにすると猫も楽でしょう。台の上に食器を置いたり脚の付いた器を用いても大丈夫です。素材や大きさも猫の好みに合わせてあげると喜びます。

3.眠る場所に関して

気持ち良さそうに眠る猫

猫が長時間いる場所の清潔さを保つことと温度管理は大切です。

日光浴は猫の健康のためにも大切ですがシニアになると体温調節が苦手になり熱中症になってしまう危険性があります。レースのカーテンを一枚かけたりして直射日光に長時間あたらないようにしましょう。そして冬場は逆に窓際は冷えますので一枚ブランケットなどを敷いて寒さ対策をします。

寝ている時間もシニアになると増えるために湿度がこもり抜け毛がたまってしまい皮膚病の危険性もあります。嘔吐物で汚れる場合もありますので猫の居場所は洗濯をマメに行います。

4.室内空間に関して

床に座る猫

好きな時に猫が自由に歩けるよう室内を安全にする必要があります。

聴覚、触覚、嗅覚などのセンサー能力が低下し若い時にできた動きができなくなったり危険への認知力が鈍ってきます。滑り止めシートを利用したり、キャットタワーは段と段の間を狭くするか低いタワーに取り替えるなど工夫してみましょう。同じようにトイレの段差を無くすと粗相が少なくなる可能性もあります。

小さなゴミや猫にとって危険な物も極力猫の手の届く所に置かないように配慮してくださいね。

ジローちゃん

シニア猫の体に優しい生活環境4つについてお伝えいたしました。

まとめ

いつも飼い主を楽しませてくれる猫は4倍のスピードで年齢を重ねていきます。猫が若い頃からシニアになった状況を飼い主が予測できていれば、愛猫はもっと楽しく暮らせるのではないでしょうか。

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