1.肥満になってくる
猫を抱っこした時にずっしり重いなと感じたり、猫が4本脚の時に上から猫のお腹を触れてあばら骨が感じられないなど思う時は肥満のサインと思って間違いないでしょう。
両親猫の体格や体重が分かっている時は成猫になった時のおおよその体重が予想できます。
先天的な事ではなく後天的な場合は日頃の様子を観察する必要があるでしょう。食べる量が多いか少ないかは猫の運動量や季節など代謝カロリーによって左右されます。猫も個体によっては自分の体調管理を自分でできる強者もいます。
しかし運動量も変わらないのに食欲旺盛になる時は少々食べ過ぎなのかもと疑いを持つ方が良いでしょう。
100g単位で測れる体重計を用意しておくと安心ですね。
2.食後にすぐに嘔吐
猫は食べ過ぎて吐く事があります。しかし猫は食べなさすぎても食べ過ぎても吐くのです。前回の食事から時間が空き過ぎても白い泡など吐いてしまいます。
猫それぞれ食べ方が違いますので、おおよそ毎日どのくらい食べるのかどの位一度に食べれるのか研究する必要があるでしょう。吐きが多すぎると膵炎や胃腸炎など消化器系の病気の疑いがあります。早目に動物病院を受診しましょう。
3.下痢や軟便になる
猫が要求していても食べ過ぎてしまい、結局下痢や軟便になる場合があります。猫の現在の年齢や体重から決められる総摂取カロリーを基準に、食べられる量を決めましょう。そして、いったん決めた量で体重の増減を確認しましょう。運動量や体質がここで異なりますので、痩せていくなら少し増やし、太っていくなら少し減らし微調整をしてください。
4.食べ過ぎても痩せる!?
食欲が旺盛になりますが猫は痩せて水分も多量に摂取し尿も多くなります。代表的な病気としては腎臓病、糖尿病、消化器系の病気、ホルモン系の甲状腺機能亢進症でしょう。
食べていても痩せる場合は原因に大きな病気の可能性があることが多いと考えた方が良いでしょう。
まとめ
異常かも?猫の食べ過ぎサイン4つについてお伝えいたしました。
食べる、排泄する、寝るは猫に限らず全ての動物がする行動です。その中に異常があれば猫本体に問題が起こっていると考えた方が良いでしょう。
猫は人間の10分の1以下の体重の動物です。ちょっとした事が原因で悲しい結末を迎えかねません。何か変だなと思った時点でぜひ病院を受診してくださいね。