なぜ猫は窓の外を眺めるの?

「うちの子は窓の外を眺めるのが好き」という飼い主さんは多いと思います。猫は一体どのような理由から、窓の外を眺めているかご存じでしょうか。
今回は窓の外を見るのが好きな猫の心理について、深掘りしながら解説をしていきます。それではさっそく「猫が窓の外を眺める理由」を見ていきましょう!
1. 窓の景色が気になるから

窓の外で揺れる木々や、車やバイクや自転車の音、窓の近くを通る人たちの様子など、家の場所によっては、窓の景色は次々と変わっていきます。そんな移り変わる窓の景色に興味を持つ猫は、とても多いです。
「窓の外から聞こえてくる音は何?」「向こうで走っている乗り物は何?」「窓の近くを歩いているあの人は誰?」といったように、”猫の興味をそそる要素”が窓の外にはたくさんあるのです。
2. 窓の外にいる鳥や虫が気になるから

窓のすぐ近くに虫や鳥がいた場合、「向こうに獲物がいる!」と思って反応する猫も少なくありません。
全ての猫に共通するわけではありませんが、窓の外に獲物を見つけた際に「カカカカッ」といった鳴き声をあげる猫もたくさんいます。
飼い猫だったとしても、虫や鳥などの獲物を見ると本能的に反応してしまうのでしょうね。
3. 外にいる飼い主さんのことが気になるから

飼い主さんが外出して窓の外を通る場合、窓辺に近づいて飼い主さんのことをお見送りする猫もいます。
また、出先から帰ってきた飼い主さんのことをお迎えするために、窓辺でじーっと待機して待っている子もなかにはいるようです。
飼い主さんのことが大好きな証拠といえますね!
4. ひなたぼっこがしたいから

日差しが差し込む窓辺の場合、ひなたぼっこをするために窓の近くでくつろぐ猫もいるようです。
この場合「窓の外を眺めたい」というよりも「陽の光を浴びてくつろぎたい」という目的で、窓に近寄っています。
猫はひなたぼっこをすることによって、ずれてしまった体内時計を調整したり、ビタミンDを体内で生成できるため、日頃から頻繫にひなたぼっこをする猫は多いのです。
まとめ

今日のねこちゃんより:むぎ♀ / ロシアンブルー / 2.2kg
猫が窓の外を眺める理由は、猫によってさまざまなようですね!窓を眺めることによって気分転換をしたり、ひなたぼっこでリラックスしているため、猫を飼うのであれば、できるだけ外の様子が分かる窓のある家に住むのが好ましいといえるでしょう。
また、窓の近くに寄ってくる頻度が多い猫を飼っている場合は、窓を開けっ放しにしていると、猫が脱走してしまう恐れもあります。なので脱走しないように、事前に脱走防止策を考えておきましょう。