猫が飼い主の抱っこを嫌がる理由3つ

猫が飼い主の抱っこを嫌がる理由3つ

心を許しているはずの飼い主さんでも抱っこを拒否されてしまうことがあります。そもそも猫はなぜ抱っこを好まないのでしょうか?今回は、飼い主さんの抱っこを嫌がる理由と、その克服法についてご紹介いたします。

飼い主さんの抱っこを拒む理由

抵抗する猫

「猫は抱っこが苦手」と理解しているつもりでも、全力で拒否されてしまうと悲しくなりますよね。でも安心してください。猫は飼い主さんを嫌っているわけではありません。

猫が抱っこを嫌がるのには、それなりに訳があります。その理由をいくつかご紹介いたします。

1.抱っこよりも遊びたい!

遊びに夢中になる猫

野生界では狩りの時間帯にあたる夕方や早朝は、活発になります。家猫であれば、ドタバタと走り回りたい時間帯です。

このタイミングで抱っこをしても拒まれてしまいます。飼い主さんに抱きしめられるよりも、狩りごっこをして遊びたいのです。

2.抱っこ時間が長い

抱かれる猫

猫は拘束されることを嫌がります。1度の抱っこ時間が長いと飽きてしまい、何度も同じ手には乗ってくれません。

3.抱き方が気に入らない

不機嫌そうな猫

抱っこに求められるのは安定感と安心感です。抱き方が不安定だったり、強く抱き締めすぎてしまうと不快に思ってしまいます。

片方の手を猫の脇に入れ、もう片方の手で包み込むように優しく抱くと安定します。肌寒い時期は猫も温もりを求めているので、抱き方を意識するとチャンスが巡ってくるかもしれません。

抱っこ嫌いを克服するポイント

鼻を舐める猫

抱き方のコツを掴むとともに、いくつかポイントを押さえることで、少しだけ抱っこが好きになってくれる可能性があります。

子猫のうちから癖をつける

見つめる子猫

子猫を家族に迎える予定のある方は、幼いうちから抱っこをする癖をつけると良いでしょう。無理強いはせず、毎日ほんの数秒間抱くことを繰り返します。

愛猫のほうから抱っこを求めてきたタイミングに乗ることも、抱っこ好きへと近づけるポイントになります。

愛猫が嫌がったらすぐに解放する

甘噛みする猫

もう少し抱っこしていたいという気持ちを抑え、愛猫が嫌がったタイミングで、すぐに解放してあげてください。

猫が解放を求める仕草はジタバタともがくだけではありません。耳を横に寝せるイカ耳や、しっぽをバタンバタンと叩きつける仕草もそれに該当します。

まとめ

飼い主を嫌がる猫

猫は、基本的にわがままな動物です。抱っこも、愛猫の求めるタイミングや好みの抱き方があります。そこに食い違いがあると嫌がってしまいます。

できる限り愛猫が求める抱っこに寄り添ってみてください。今は嫌いでも、将来的には抱っこが好きになるかもしれません。

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