猫の涙に潜む恐ろしい病気6つ

猫の涙に潜む恐ろしい病気6つ

ウルウルしている猫の目は大変に魅力的ですよね。しかしウルウルを通り越した涙の出過ぎには注意が必要です。それでは涙の出る病気について見ていきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.結膜炎

猫の目を調べる飼い主

涙や目やにが多く出ている時はまず結膜炎を疑いましょう。

眼瞼結膜と言われるあっかんべーをするところが赤く腫れています。猫が痒みを感じているのに気が付かないと前足でずっとこすってしまい角膜炎を引き起こす場合が多くあります。

2.角膜炎

猫の目を調べる獣医師

痛さから目をしょぼしょぼしたり、まぶたがピクピクと痙攣したり、まぶしそうにして涙があふれそうになる場合は角膜炎の可能性があります。

悪化すると角膜が白濁し目を開けられなくなります。

3.流涙症

目を拭いてもらうペルシャ

目頭からの涙あふれが多くなり、眼の下がいつも湿った状態が続いているなら流涙症の可能性が大きいでしょう。

流涙症は鼻へ排出できなかった涙によって起こる問題でペルシャ猫やヒマラヤンなど目が大きく鼻が短めの猫種に多く見られる病気です。

放っておくと悪化したり他の病気のきっかけになる事もあります。

4.眼瞼内反症

エリザベスカラーをする猫

眼瞼内反症は瞼の縁が内側を向いている状態で、まつげが常に目の表面に当たり刺激になります。逆さまつ毛があるとなおさら角膜への刺激が強くなります。角膜表面に対して刺激が起こると、涙がたくさん出てしまい痛みも常に感じることがあります。

ペルシャなど眼瞼内反が起こりやすい猫種は、眼瞼内反症から流涙症や角膜炎・角膜潰瘍を引き起こしやすいのでしっかりみてあげてください。

5.瞬膜の突出

病院で目薬を差される猫

目頭より下方のまぶたの内側に存在する瞬膜が飛び出してしまい膜が目を覆ったままでいると、涙があふれたり目がむくんだり目が乾いてしまうという症状が出ます。

瞬膜はまぶたと同じように目を保護したり怪我などから守る役目をしています。

6.伝染性の風邪やアレルギー

マスクをする猫

猫風邪の症状とともに口内炎や涙や目やにが出ます。子猫は重症化する危険性があります。

そして食べ物やホコリやダニなどに対するアレルギーがあっても涙が出たり目やにが溜まったりします。

まとめ

目薬をされる猫

猫の病気の初期に早く気が付けると悪化せず猫も飼い主も楽でしょう。

これからも愛猫との生活がますます充実するように様々な経験や勉強をしていきたいですね。

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