怪我の可能性も?猫の動きが不自然なときに考えられる6つのこと

怪我の可能性も?猫の動きが不自然なときに考えられる6つのこと

いつも元気な猫の行動や仕草が不自然な時はどのような原因があるでしょうか?不安を取り除くためにも色々と考えてみましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1. 骨折や脱臼

後ろ足にギブスをしている子猫

足が付けられなく体重を支えられない状態、手足を縮めてうずくまっているならば、骨折や関節から外れてしまう脱臼を疑った方が良いでしょう。

猫はきゃしゃな骨のためにちょっとした落下やケンカで骨折や脱臼をしやすいようです。栄養を摂取するバランスが悪いために骨の形成に異常があり、病的に骨折してしまうこともあります。

脱臼は関節に無理な力が加わることが原因で、骨折と脱臼が併発していることもあります。

2. 足の裏の傷や骨の病気

ソファーの上で寝転んでじゃれている猫

足や手の裏に怪我をすると、ビッコのように不自然に動いているかもしれません。爪が伸び過ぎて肉球に刺さり痛みで動きにくそうにしていることもあります。骨に腫瘍があり痛みの出る場合もあります。

3. 内耳炎や中耳炎→前庭症候群

病院で耳を診察されている猫

ぐるぐると同じ箇所を回ったり、平衡感覚をなくして倒れたりしたら、外耳炎の悪化した中耳炎や内耳炎の可能性があります。発熱や食欲不振、そして内耳にある前庭神経に炎症が出ると顔面麻痺や聴覚障害など、脳や神経に関する症状を伴い大変に危険です。

4. 栄養性の病気

飼い主の手を舐めている猫

猫は必要なビタミンが多くあり、不足すると動きに支障が出てきます。ビタミンEが欠乏する黄色脂肪症ではしこりができて痛みから歩けなくなったり、ビタミンB1欠乏症で神経症状が出てしまったりすることがあります。

5. 誤飲、中毒

大きく口を開けている猫

猫にとって危険な物を誤飲して、中毒症状を起こし変な動きをしていることもあります。人間との暮らしには猫が口に含むと害になるものが多くあります。直接食べたり舐めたりしなくても身体に付いた化学物質などをグルーミング時に体内に舐め取ってしまう危険性があります。

6. 肛門嚢炎

尻尾をあげて歩く子猫の後ろ姿

お尻を擦るように歩いたり肛門をしきりに舐めたりしているときは肛門嚢炎の可能性があります。肛門嚢は分泌物の入っている袋で通常は排便時に入っている液が一緒に出ますが、細菌の感染で穴が塞がり分泌物が出られない状態になると肛門嚢炎になります。食欲や元気がなくなったり血や膿が出たりします。

まとめ

仰向けに抱っこされて上を見る猫

怪我の可能性も?猫の動きが不自然なときに考えられる6つのことについてお伝えいたしました。

おかしいな、変だなと思う飼い主さんの直感は当たっていると思います。不安があるときは様子を見ずすぐに獣医師の診断を仰いでくださいね!

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