1. 信頼関係にヒビ
何かしらの原因があって信頼関係にヒビが入ってしまった可能性が…。猫が嫌がることや怖がることを頻繁に繰り返したことが原因かもしれません。そのようなことがあると飼い主さんのことを「危険な存在」とみなしてしまうので、寄ってこなくなる場合があります。
猫はとても繊細で怖がりな生き物です。飼い主さん基準で大丈夫と思ったことでも過敏に反応してしまうことがあるのです。ですから、猫が嫌がることや怖がることはしないようにしなければいけません。
2. 暑いから
ただ単純に暑いという理由で寄ってこなくなることもあります。寒い冬は飼い主さんとくっついてぽかぽかと過ごせますが、夏はそうもいきません。ただでさえ暑いのにベッタリとしたら大変です。下手をすると熱中症になってしまう可能性すらあります。
ですが猫の性格により、暑くても寄ってくる場合もあるのです。ベタベタに甘えん坊の猫は気温に関わらずくっついてくることも。飼い主さんは大変かもしれませんが、適度に対応してあげてください。
3. 気分じゃない
猫は気分屋な生き物です。その時々でさっと切り替わるので驚かされることがあります。そして自分の気分にとても忠実です。ですから、気分じゃないときは飼い主さんに寄ってこようとはしません。
逆に甘えん坊スイッチが入ると途端にスリスリしてきたり、構ってアピールをしてきたりします。猫の気分は飼い主さんがどうこうできるものではありませんので、その時々で対応していくしかありません。そして猫の気分を尊重してあげることも大切です。
4. 嫌な匂いを発している
飼い主さんから猫が嫌がる匂いがしている可能性があります。匂いの好みは人と逆のことが多いです。例えば、飼い主さんが良いと思う香水やアロマなどは嫌がります。
逆に人が嫌だと思う体臭を猫は好む傾向にあります。普通は臭いと思うような脇や足の匂いなどを好んでクンクンするのです。つまり、人が良いと思う匂いを発していると嫌がり、人が臭いと思う匂いを発していると喜ぶ、ということ。ですから、いくら人向けに匂い対策をしたとしても、残念ながら猫には不人気なことが多いのです。
5. 体調不良
体調が優れないという原因が考えられます。猫は不調を隠す動物なので少し具合が悪い程度でしたらいつも通りに振る舞っているでしょう。ですから、飼い主さんが気づくのが遅れてしまうことがあるのです。
ただ隠せないくらい具合が悪くなると物陰に隠れてじっとしています。体調が良くなるのを安全な場所で待っているのです。ですから飼い主さんにも近寄らず、姿が見えないと思ったら具合が悪い可能性があります。早めに対処してあげてください。
まとめ
今まで仲良く近寄ってきてくれていた猫が突然来なくなってしまったら、誰だって心配になるでしょう。どんな原因で寄ってこなくなったのかを考えてみてください。体調不良の場合もありますから放置は良くありません。しっかり対応していきましょう。