流水で洗い流す
血が出ていなくても血が出ていても、猫に噛まれたときは水道の水を出しっぱなしにして流水を患部に流し続けましょう。5分以上流しますが、血が止まらないときはタオルなどで患部を圧迫して止血します。
応急処置を行った足でそのまま病院を受診しましょう。外で噛まれたときは、流水がなければペットボトルの水で洗い流しましょう。
噛まれた場合はすぐに病院へ
猫に噛まれて血が出たときは、応急処置後に病院を受診しましょう。咬傷は犬の方が猫より多いのですが、感染症を罹患するリスクは猫の方が10倍ほど高くなるようです。
これは猫の牙が鋭いために傷が深くなりやすく、筋肉や骨に響きやすいためです。特に飼われていない猫に噛まれたときは血が出ていなくてもすぐに病院を受診しましょう。
悪化するリクスの高くなる持病がある人、患部に何らかの症状が出てきたり発熱や呼吸が苦しくなったりするなど、全身に影響が出てきたときは一刻も早く救急外来を受診しましょう。
病院での検査や処置
様々な症状が出て緊急を要する場合は救急外来、または外科や皮膚科を受診しましょう。猫から噛まれたり引っ掻かれたりすると猫ひっかき病、パスツレラ症など、人獣共通症の罹患が懸念されます。動物はこのような菌を持っていても無症状であることがほとんどですが、飼い主が高齢者や幼児、何らかの病気の治療中で抵抗力が落ちている場合は重症化してしまう可能性もあります。
検査、抗生剤の投薬、酷い傷や全身に症状が出てしまった場合は入院もあるでしょう。
猫との接触に注意
猫は興奮すると噛み付いたり引っ掻いたりします。なるべく我を忘れるほど興奮してしまう前にクールダウンさせるようにしましょう。甘噛みがひどい猫もいますが、甘噛みといえども飼い主がケガをするレベルであればやめさせるようにしましょう。猫のしつけは犬より難しいので、専門家に相談して適切に対応しましょう。
まとめ
猫に血が出るほど噛まれた!すぐにやるべきこととは?についてお伝えいたしました。
猫は可愛いのですが、鋭い犬歯を持っていますし、性格によっては遠慮なく噛んでくる場合もあります。ハイテンションになりやすい猫は、クールダウンさせる方法を見つけておく方が良いでしょう。ひどく噛んでくるオス猫の場合は去勢手術が有効なこともあります。獣医師に相談してみましょう。
また、傷が浅くても噛まれた場合はすぐに洗い流し、必ず病院を受診しましょう。