1.病院に連れて行く

良い香りがする芳香剤や嫌なニオイを消すことができる消臭剤には、猫にとって中毒を引き起こしてしまう成分が入っているものがたくさん存在しますので、猫がそれらをうっかり舐めてしまうととても危険なことになってしまいます。
もし愛猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまった場合は『できるかぎり早く病院に連れて行く』、これが一番良い対処法となります。
猫が芳香剤や消臭剤を舐めてしまうと……、
- よだれが出る
- 嘔吐
- 下痢
- 泡をふく
- ひきつけ
- けいれん
などの中毒症状が出てしまい、最悪の場合命を失ってしまうことがあります。また、数十分経って症状がでなくても、数時間後一気に体調が悪くなってしまうといったケースは珍しくありません。ですので、愛猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまった場合はすぐに病院に連れて行くようにしてくださいね。
病院に連れて行くときはできるかぎり細かく伝える必要がありますので、
- 何を舐めたのか
- いつ舐めたのか
- どのくらいの量を口にしたのか
- どういった症状がでているのか
といったことをメモしておき、伝えるようにしましょう。さらに愛猫が舐めてしまった商品を動物病院に持って行って直接成分を見てもらうようにすると素早く対処してもらうことができますので、可能な限り持っていくようにすることをおススメします。
2.水を飲ませる(病院に相談してから)

すぐ動物病院に連れて行くことができない。動物病院に行くまで時間がかかる。そういったときは応急処置が必要となる可能性があります。応急処置方法の1つには『水を飲ませる』というものがあります。水を飲ませることで、舐めてしまった有毒な成分を薄める効果があるそうです。
実際に消臭剤や芳香剤の種類によっては効果的な応急処置法となることがありますが、飼い主だけの考えで『水を飲ませる』のは危険な行為となりますので、ご自身だけの判断のみで行わないでくださいね。
愛猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまった場合はまず動物病院に電話をし、消臭剤や芳香剤の成分など、詳細を伝えてください。そして、応急処置として『水を飲ませてください』と獣医から指示を受けた場合のみ水を飲ませるようにしましょう。その後、動物病院に連れて行ってあげてください。
3.吐かせる(病院に相談してから)

愛猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまったときは、『吐かせる』といった応急処置法も効果的になることがあります。特にジェル状のものをパクっと口にした場合は、水を飲ませて薄めるという対処法よりも、ジェル状のものを吐かせる方が効果的になることがあるようです。
ただ、この応急処置法も飼い主の判断だけで勝手に行うのはとても危険となりますので、必ず動物病院に電話で相談して獣医の許可を得られた場合のみ行うようにしてくださいね。
もし飼い主の判断だけで愛猫に吐かせてしまうと、かえって内臓にダメージを与えてしまったり症状が悪化してしまったりする危険性が高いので、絶対に独断で行わないようにしましょう。
また、『吐かせる』『水を飲ませる』といった対処法は、あくまで動物病院に連れて行くまでの応急処置法となります。愛猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまった場合はできる限り早く動物病院に連れて行ってあげてくださいね。
まとめ

今回は猫が消臭剤や芳香剤を舐めてしまったときの対処法を3つご紹介しました。といっても、猫が中毒を起こしてしまう消臭剤や芳香剤を舐めてしまった場合は、基本的に『できる限り早く動物病院に連れて行く』という対処法一択といえるでしょう。
また、芳香剤の一種ともいえるアロマオイルも猫にとってとても危険なものになりますので、もしアロマオイルを愛猫が一口でも舐めてしまった場合は同じように、可能な限りすぐ動物病院に連れて行くようにしてあげてくださいね。
ちなみに芳香剤やアロマオイルは舐めるだけでなく、猫の体に付着したりにおいを嗅いだりしただけで中毒を起こしてしまうことが珍しくありませんので、愛猫がいる生活スペースにはできるだけ芳香剤やアロマオイルを使用しないことをおススメします。
また、消臭剤を使う場合は近年だと猫が舐めても安全なものがありますので、そちらを使うことをおススメします。猫は高いところに上がることができますので猫の手の届く範囲に芳香剤などを置かないようにすることが難しいかもしれませんが、十分注意して使用しましょう。