猫が通りすがりに寝ている飼い主を踏んでいく心理

猫が通りすがりに寝ている飼い主を踏んでいく心理

どうしてか猫が寝ている飼い主さんを踏んで行くことがあります。ジャンプしたり避けたりしたら良いんじゃ?と思いますが彼らなりの心理が働くよう。それは一体どんなことなのでしょうか?

省エネしている

トレーニング中の飼い主の上を歩く猫

猫が狩りをするときは、ものすごい体力を消耗します。そのために狩りをしない時間はなるべく省エネで過ごしているのです。睡眠時間が長いのもそのせい。来る狩りのときに備えて体力を温存しています。

そして本題のなぜ飼い主さんを踏んでいくのかの理由ですが、これも省エネの一種と考えられます。もちろんジャンプして飛び越えることもできるのですが、そうすると体力を消耗してしまうからなのです。飛ぶよりは歩いた方がエネルギーの消費が少ない。そんな理由から堂々と、寝ている飼い主さんを踏んづけて通っていくのです。

自分アピール

寝ている飼い主の胸に乗る猫

飼い主さんに構ってほしくて、アピールのために踏んでいく場合もあるようです。ある意味当てつけなのでしょう。自分のことを構わずにぐっすりと寝ている飼い主さんが憎たらしいのかもしれません。

素知らぬ顔をして踏みつけていくのです。熟睡していたら気がつかないでしょう。本当は夜中にたくさん踏まれているのかもしれません。

甘え下手

寝ている飼い主の胸に顔をつけて甘える猫

甘え上手な猫もいれば、甘え下手な猫もいます。そこは性格の差ですから、当然でしょう。甘え下手な猫は上手な猫のようにスリスリしたり甘え声で鳴いたりすることができません。その代わりに踏むことで甘えているのです。

きっとそれでも精一杯の甘えなのです。気持ちを汲んであげてください。踏んだからといって怒られてしまっては落ち込んでしまいます。普段あまり甘えてこない猫が踏んできたら、甘えサインなのかもしれません。構ってあげましょう。

踏み台にしている

飼い主の背中に座って外を見る猫

悲しいかな、猫に踏み台にされている飼い主さんも多いよう。ジャンプ台やステップ代わりなど、それはそれはひどい扱いです。遠慮のかけらもありません。悪気などはこれっぽっちも存在しないのでしょう。

踏み台にするのが当然のような顔をして、平気で踏んでいきます。猫がジャンプするときは後ろ足に結構な力がかかるので、その衝撃は半端ではありません。踏み台にされて夜中に起こされてしまう飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。

近道だから

寝ている飼い主の胸の上で撫でられている猫

寝ている飼い主さんを踏んでいくのが近道だから、という合理的な理由もあるようです。確かに猫の行動を見ていると人だろうが何だろうがお構い無しに踏みつけにしています。

近道なら仕方ないか…と思うのはまだ早いです。わざわざ遠回りして踏んでいくこともあるようなので、必ずしも近道だからというのが当てはまるわけでもないよう。故意に踏みつけている場合があることは確か。明らかなる確信犯です。

まとめ

こはく

表情をこれっぽっちも変えずに飼い主さんを踏んでいく猫、本当にひどいですよね。どういう神経をしているのでしょうか。でもそんなふてぶてしいところもなぜか魅力的。こう思ってしまうのは、猫に飼いならされていることの末期症状なのかもしれません。

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