野良猫に絶対やってはいけないNG行為3つ

野良猫に絶対やってはいけないNG行為3つ

「野良猫のため」その行動が誰かの迷惑になってしまうかもしれません。猫も人も共に幸せになるに、野良猫と関わり合いを持つ時には責任ある行動が必要となります。今回は【野良猫にやってはいけないこと】を3つまとめました。

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1.無責任にごはんを与える

地面に撒かれたフードを食べる野良猫

ごはんを置きっぱなしにしない

野良猫を見ると「お腹が減っているだろう」とごはんをあげたくなってしまいますよね。その優しさはとっても素敵なものですが、野良猫へのごはんはしっかりとマナーを守る必要があります。

まず、ごはんを地面にダイレクトに撒いてはいけません。ごはんは器に入れ、野良猫ちゃんが食べ残したものはしっかりと持ち帰るようにしましょう。食べ残しのごはんをそのまま放置してしまうと、腐って悪臭のもとになったりカラスが集まってしまったりする恐れがあります。

「かわいそう」だけでは無責任

動物を慈しむ気持ちはとても素晴らしいものです。しかし、その優しさに責任が伴っていないと本当の優しさではありません。まず守りたいマナーは「周辺住民に迷惑とならないよう配慮すること」です。猫のために誰かが嫌な思いをしてはいけません。ごはんを与える際にはその場の衛生面に十分配慮しましょう。

トイレの管理もしてあげるくらいの責任を

ごはんを食べるということは、排泄をすることに繋がります。野良猫が近隣住民に及ぼす悪影響は、自分の敷地内での排泄によるものが多くを占めます。もし野良猫のためにごはんを用意するなら、自宅の敷地内でトイレの設置と管理までしてあげるくらいの責任が必要です。

2.無理に近寄る

階段からこちらの様子を覗く野良猫

室内で飼育されている猫とは違う

野良猫は室内で飼われている猫とは違い、より警戒心が強く臆病な子が多いです。たまにとてもフレンドリーな野良猫ちゃんもいますが、目が合ったり近付こうとしたりすると、大体は「警戒の姿勢」になります。

身構えることは猫へのストレスとなりますので、無理に近付こうとするのは控えましょう。そっと見守るのも優しさの1つです。

触れ合う際には感染症に注意しましょう

お外で生きている猫たちは清潔とは言えません。ノミやダニなどに寄生されていることも多く、自宅にペットがいる方はノミダニをもらって帰ってしまうことが心配です。

万が一引っかかれたり噛みつかれたりした際に、細菌感染してしまう恐れもあります。野良猫と触れ合う際には感染症に十分注意しておくようにしましょう。

3.不妊手術せずに世話する

桜耳の茶トラ猫

「野良猫」から「地域猫」へ

「野良猫」とは特定の飼い主がおらず野外で暮らす猫のことを指しますが、最近では「地域猫」として管理することが主流となっています。野良猫と地域猫の違いは「不妊手術を受けているかどうか」です。

「一代限りの猫」として地域と猫の両方を守る

地域猫とは、野良猫に不妊手術を施した上で元いた場所に帰し「一代限りの猫」として地域で管理されている猫のことです。不妊手術を受けさせることでこれ以上繁殖を繰り返すことがなくなり、地域の環境と猫の両方を守ることができます。

本来は新しい飼い主の元で完全室内飼いの暮らしを始められることが望ましいのですが、環境の変化は猫に大きなストレスを与える恐れがあります。野外には危険もたくさんありますが、これからも住み慣れた環境で生きていくことが猫にとっての幸せである、という考え方もあります。

桜耳とTNR活動

野良猫に不妊手術を施し、元いた場所へ戻す活動を「TNR活動」と言います。野良猫にTNRをするには、不妊手術の際に耳をV字にカットする「桜耳」にして「この猫は不妊手術済みです」と示す必要があります。

不妊手術を受けていない場合、自然繁殖による野良猫の連鎖を止めることはできません。地域の環境と猫の命を両方守っていくためには、野良猫が地域猫として一代限りの命を全うできるよう見守り、いつかすべての猫が完全室内飼いとなるようにしなければいけません。

まとめ

鋭い眼差しをした桜耳の黒猫

「手ぇ出すんなら、終いまでやれ!」これはスタジオジブリ『千と千尋の神隠し』の釜爺のセリフです。もし野良猫と関わり合いを持つなら、まさにこのセリフのように最後まで責任を持って関わり続けなくてはいけません。

最近では野良猫に不妊手術を施し、地域猫として一代限りの命を見守る活動が主流になってきています。そのため、以前よりも野良猫(地域猫)との関わり合いのマナーが厳しくなってきています。

無責任にごはんを与えたり不妊手術を施さずに世話をしたりすると、周辺住民とのトラブルになりやすく猫の繁殖の連鎖を止めることもできません。そして、野良猫に無理に近付くと猫へ恐怖とストレスを与える恐れがあります。

もし不妊手術済みの「桜耳」になっていない猫を発見した際には、まずは誰かの飼い猫が脱走した可能性を考慮して、保健所や動物病院に迷子の情報がないかを調べる必要があります。

飼い主のいない野良猫であることが確認されてから、その子の新しい飼い主を探すのか、それとも地域猫として管理していくのかを考えていきます。地域で活動する猫の保護団体に相談をしてみると、今後どうすれば良いのかのアドバイスがもらえることもあります。

人も猫も共に幸せになるために、野良猫との関わり方への配慮が大切です。

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